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3万円台Bluetoothスピーカーの音でおすすめしたいOlasonic「IA-BT7」

2018年06月09日 12時00分更新

文● 四本淑三

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 株式会社インターアクションより「オラソニック(Olasonic)」ブランド譲渡後初の製品「IA-BT7」が登場。キャッチフレーズは単純明快に「スマホオーディオ」。

 久々のオラソニック新製品で期待も高く、一聴したこちらも「おお、なるほどこう来たか」というのが感想。木と金属を使ったシックな外観が示すように、音楽を楽しむ生活の道具として、シンプルさと使いやすさに徹した設計。言い換えると、多少はお金を持っている、大人のためのスピーカーだ。

 しかし、これは実にチャレンジングな製品だ。

 このカテゴリーはコモディティー化も進むところまで進み、数千円のANKERで用が足りる世界。IA-BT7の見どころは、そこにトップクオリティーを目指した製品を送り込んできたことにある。

 発売日は6月8日。直販価格は3万2400円。中身に触れる前に「オラソニックって?」と言う方もいらっしゃるだろう。まずはブランドのフィロソフィーから。

Olasonic IS BACK!

 オラソニックが生まれたのは2010年。もともとソニーでハイエンドオーディオ機器を中心に開発していた山本喜則氏が、電子機器の設計を請け負う東和電子に移って立ち上げたオーディオブランドだ。

 特にUSBスピーカー「TW-S7」の登場は衝撃的だった。1万円を切る小型スピーカーながら、定在波と剛性に効く卵型エンクロージャー、コンデンサーに貯めた電力を引き出して、少ない電力で大出力を得る「スーパー・チャージド・ドライブシステム」など、設計屋の知恵の塊のような製品だった。

 2013年には、本格的にオーディオ市場へ打って出るべく、CDジャケットサイズのハイパフォーマンスなコンポーネント「NANO」シリーズを発表。ハイエンド機器の開発経験が活かされた進歩的な製品群だった。しかし、再生装置がPCからスマートフォンへ移行する中、ローエンド製品のBluetooth対応が遅れ、この分野でほかをリードすることはできなかった。

 その後、山本氏は東和電子を辞め、音響機器などの設計を請け負う「SOZOデザイン」を起業。昨年10月には、東和電子もOlasonicブランドをイメージセンサー検査機メーカーのインターアクションへ譲渡。

 果たして今後の製品開発はどうなるのか。我々は「インターアクションがSOZOデザインに設計を発注して、Olasonicの製品を作ればいいんじゃないの?」なんて話をしていたのだが、実際そのとおりになった。

 その新生オラソニック第一弾が、IA-BT7と言うわけなのだ。

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