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倶楽部のAV特集 第36回
4Kテレビの買い時は? 低価格4Kテレビのデメリット、おすすめ製品紹介
2018年05月20日 18時00分更新
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本日は、ASCII倶楽部で2018年5月12日に公開した「4Kテレビの買い時は? 低価格4Kテレビのデメリット、おすすめ製品紹介」を紹介します。
今年はサッカーW杯のロシア大会が6月から開始される。その前にテレビを買い替えようかなと考えている人も多いと思う。しかし、果たしてこのタイミングで4Kテレビを買うのは正解なのだろうか?
新4K・8Kチューナー内蔵機は秋以降の登場
地上波テレビ放送がデジタル化される前後の薄型テレビ買い替えラッシュからおよそ7年。デジタル化の完了後しばらく薄型テレビの需要は冷え込んでいたが、買い換え時期に入ったこともあり、特に大画面の4Kテレビの需要が大きく伸びてきている。
しかも今年は12月1日にBS/110度CS放送を使った4K・8K放送がスタートする。4KコンテンツはUHD Blu-rayの発売や4K動画配信の普及でかなり充実してきているが、本格的に4K放送がスタートすることで、4Kテレビのさらなる普及が期待されている。
ところが、この新4K・8K放送が悩ましい問題を生む。12月1日にスタートする新4K・8K放送については、まだ受信のためのチューナーを内蔵した薄型テレビは発売されていないのだ。
新しい4K・8K放送を受信できるチューナーは秋以降に登場する予定で、チューナー内蔵の薄型テレビも同時期の見通しだ。つまり、新4K・8K放送に期待するならば、今、薄型テレビを買うのは時期尚早だ。
とはいえ、テレビは「欲しい時が買い時」でもある。ここでは、今、薄型テレビを買い替えたい欲が猛烈な勢いで高まっている人のために、新4K・8K放送も視野に入れつつ、今すぐに薄型テレビを手に入れる現実的な方法を解説していく。
大きく分けると「最新の4Kテレビを買う」「低価格な4Kテレビを買う」「4K液晶モニター(プロジェクター)をテレビ代わりに使う」という3つの選択肢が思いつくが、それらのメリット・デメリットを紹介する。
今、最もベターな選択は最新4Kテレビのスタンダードモデル
今、最もベターな選択は、秋以降に登場する外付けの4K・8Kチューナーを接続でき、そのフルスペック(4K・8K解像度やHDR)を引き出せるテレビを買うこと。
新4K・8K放送を見るために必要なものは、受信のためのBS/110度CSアンテナ(左旋円対応のSTマーク付きのもの)、ブースターや配線(こちらもSTマーク付きのもの)、そして受信用のチューナーだ。
アンテナ設置や配線もコストや手間がかかるが、一番コストのかかる薄型テレビは買い換えが必要ないということが重要だ。
基本的には秋以降に登場予定の新4K・8K放送用チューナーがあれば、現在使っている薄型テレビで放送の視聴は可能。フルHDテレビでも、フルHDにダウンコンバートして見られるし、HDR非対応でもSDRに変換して視聴はできる(ただし、8K放送は8Kテレビでないとフルスペックは出せない)。
4K HDRに対応した最新の4Kテレビならば、当然フルスペックで4K放送を視聴できる。秋以降に登場するチューナー内蔵モデルとの差は、おおざっぱに言えばチューナーを別途追加する必要があるくらいなのだ。
新4K・8K放送に対応できるかどうかという点では、HDRに対応した4Kテレビで、HDMI入力でHDR(HLG方式)を入力できることが条件になる。2017年に発売されたモデルなら、多くの機種(上~中級クラス)でアップデート対応を果たしているし、今春発売される薄型テレビならば、当然ながらしっかりと対応済みとなる。
新4K・8K放送が必須ではなく、いずれは見たくなるかもしれないのできちんと対応したモデルを選んでおきたいと考える人ならば、今春以降発売のモデル(または対応済み/対応予定の現行モデル)を選ぶのがベターな選択肢というわけだ。
これならば、今すぐに大画面の4Kテレビを導入し、サッカー日本代表の活躍を美しい大画面で楽しめるし、新4K・8K放送は必要に応じてアンテナやチューナーなどの環境を整えればいい。
今年は新4K・8K放送が年末に控えているので、大規模な新製品の投入は秋が本番かと予想していたが、予想に反して主要メーカーのすべてが遅くとも夏までに新製品を投入するようだ。まず春モデル一番乗りを果たしたのがパナソニック。
特に今春発売のモデルは、4Kテレビならばプレミアムクラスの高級モデルだけでなく、スタンダードモデルもきちんと新4K・8K放送に対応しているので、価格的にもお手頃というメリットもある。
4K・HDR対応で機能も充実
パナソニック「TH-49FX750」
ここで紹介するおすすめモデルは、パナソニックのスタンダード4Kテレビの「TH-49FX750」(実売価格 22万5000円前後)。最安ベースだと17万円台で購入できる。
次ページ以降(アスキー倶楽部会員向け)では、そんな4Kテレビの代表例として、TH-49FX750の機能などを紹介していく。
また、最新4Kテレビを買う以外の選択肢、具体的には低価格4Kテレビ、ディスプレー、プロジェクターについてもメリット・デメリットを解説。さらに、今おススメの各社スタンダードタイプ4Kテレビについてもカタログで紹介する。
続きは「4Kテレビの買い時は? 低価格4Kテレビのデメリット、おすすめ製品紹介」でお楽しみください。
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