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Intel「CD1M3128MK」、「CD1C64GK」

クレジットカードサイズの小型PC「Compute Card」が発売

2018年01月17日 23時03分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

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 インテルからクレジットカードサイズの小型PC「Compute Card」が登場。パソコンショップアークやテクノハウス東映で販売がスタートした。

クレジットカードサイズの小型PC「Compute Card」。製品はシンプルな茶箱入り

 「Compute Card」は、クレジットカードよりほんの少し大きいサイズ95(W)×55(D)×5(H)mmの本体にCPU、メインメモリー、ストレージ、グラフィックス機能や無線通信機能といったPCとしての基本機能が搭載されている。

 単体での運用はできず、ComputeCardスロットを装備したIoT機器などに差して利用することになる。ただ、別売のインテル純正ドッキングベイ「Compute Card Dock」のComputeCardスロットに差し込めば、PCとしての利用も可能だ。

 入荷を確認したのは「Core m3-7Y30」(2コア4スレッド/クロック1.0GHz/tb時2.6GHz/キャッシュ4MB/TDP4.5W/Intel HD Graphics 615)、SSD 128GB(PCIe 3.0×2接続)の「Compute Card CD1M3128MK」と「Celeron N3450」(4コア4スレッド/クロック1.1GHz/tb時2.2GHz/キャッシュ2MB/TDP6W/Intel HD Graphics 500)、eMMC 64GBGBの「Compute Card CD1C64GK」。

サイズ95(W)×55(D)×5(H)mmの本体にPCとしての基本機能が搭載されている「Compute Card」

 共通仕様としてメモリーにLPDDR3-1866 4GB、ネットワークにIEEE 802.11a/b/g/n/ac+Bluetooth 4.2のほか、グラフィックス出力機能としてDisplayPort 1.2(4K @ 60Hz)×1とHDMI 1.4b(4K @ 30Hz)×1を備える。なお、対応OSはWindows 10 (64bit)。価格は「Compute Card CD1M3128MK」が4万7300円、「Compute Card CD1C64GK」が2万800円。

インテル純正ドッキングベイ「Compute Card Dock」。スロットに「Compute Card」本体を差し込んで使用する

 またドッキングベイ「Compute Card Dock」は、Compute Cardスロットを備えるほか、USB3.0 (USB3.1 Gen1) Type-A×3(フロント×1/リア×2)、Gigabit LAN (RJ45) ポート×1、Mini-DisplayPort 1.2×1、HDMI 1.4b×1を搭載。サイズは145(W)×151.76(D)×20.5(H)mm。付属品にACアダプター(65W)やVESAマウントブラケットが付く。価格は1万5800円。

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