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AIが管理する地下街の新たな空調

三宮地下街「さんちか」でAIを用いて人の流れにあわせた空調制御を実証実験

2017年11月21日 14時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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システム制御イメージ

 NTTと神戸大学、日建設計総合研究所、創発システム研究所、神戸地下街は11月17日、神戸中心市街地にある三宮地下街「さんちか」にて、AIを用いた「人流・気流センサを用いた屋外への開放部を持つ空間の空調制御手法の開発・実証」に取り組むと発表した。

 これは環境省/CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業の採択を受けて行なわれるもので、人の行動を予測する人流予測と空調機器の最適制御を組み合わせることで消費電力の削減などにより約50%の省エネ・CO2削減を目指す。

人の密度が高い場所へ近くの快適な空気を運ぶイメージ

 とくに、屋外への開放部を持つ地下街や駅、空港等は、一般建物と比べ冷暖房負荷が大きく、人の行動特性が複雑なため、効率的な冷暖房や換気の方法が確立されていなかった。今回、出入口の空気の流入を季節や時間帯によってコントロールすると共に、人流・気流センサを用いて地下街の環境状態(人の行動や特性、温熱環境データなど)を把握・予測。その結果に基づいた空調のスマート制御するという。実証実験は平成29年度~31年度の3年間実施される。

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