アプリやウェブなどコンシューマーサービスを展開するB2Cベンチャー、スタートアップ企業が東京渋谷を舞台に自社のサービスをプレゼンし、ファンをつくることを目的にしたイベント“sprout #19”が渋谷ヒカリエで開催された。今回で19回目を数え、MosoMafia、エーテンラボ、am.、Monovation、クオリアの5社が登壇。それぞれ200秒のプレゼンをし、ビジネスだけでなく、ワクワクすることを基準に来場者の投票で競う、渋谷でチャレンジする人たちを応援するイベントだ。
みんなで励ましあい習慣化を助けるアプリ
大賞に選ばれたのはエーテンラボのアプリ『みんチャレ』、ひとりでは続けられない英語、ダイエット、ウォーキングなどをアプリ内で匿名のチームをつくり、励まし競い合いながら“習慣化”することを目的としたサービス。新しく始める“こと”はみんなやると続けられると、ひとりで続けるより成功率が8%から69%と8倍も高まるという結果も出ていると説明。
一番人気はやはりダイエット、そのほか英語や資格などの勉強系、早起きなども人気で、早起きで何かするといった組み合わせも多いという。朝に水をコップ一杯飲むという健康法もちょっと流行っているとか。
誰でも手軽に3Dデザインでモノづくり
協賛企業賞に選ばれたのは、3Dデザインのオーダーメイド製品を手軽につくって、購入、販売できるプラットフォームサービス『MonoSalon』を展開するMonovationだ。スマホを使えて、文字が打てれば、誰でもオリジナル製品を制作できる。
プレゼンにも「sprout #19」の文字が入ったオリジナルの時計を作成して登壇。作成できるのはスマホケースやインテリア、雑貨など。CADを利用できない人でも3Dプリンターやレーザーカッターを活用して、オリジナルの製品がつくれる。またEC機能も内包しており、スマホひとつでオリジナルの製品がつくれることから、旅先などで撮った写真をそのまま製品に活用して、販売するといったこともできてしまう。
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