こだわりを感じさせるキーボード
GALLERIA GAMEMASTER NXのキーボードは、各キーが分離独立したアイソレーションタイプ。キーピッチは実測で約19mmあり、キーストロークも約2mmほどあって、打鍵感がよくタイプしやすい印象だった。Windowsキーが右側にあるため、ゲームで使用頻度の高い「W」、「A」、「S」、「D」キーを押す際にあやまってWindowsキーに触れてしまわないのもうれしいポイント。プリインストールされている「SHORTCUT MANAGER」を使えば、好みのキーにショートカットを割り当てたり、マクロを設定したりも可能だ。
ゲーミングパソコンらしくキーボードにはバックライトが内蔵されており、暗所でもキーポジションが確認しやすい。バックライトの色や光り方はプリインストールソフト「Keyboard LED Manager(KLM)」でカスタマイズできる。また、タッチパッドのエッジ部分や、本体前面に内蔵されているLEDの光り方も同ソフトで変更可能だ。
タッチパッドは、パームレスト部と段差がない完全にフラットなものが搭載されている。材質も手触りもパームレスト部と同じなので、タッチパッドの機能をオフにすると(Fnキー+F3キーでオフにできる)完全にパームレストと同化して一枚板のようになる。通常のノートパソコンだと、タッチパッドとパームレストの境目に段差があったり、材質が違ったりして、手のひらがタッチパッド部分に触れると違和感を覚えるが、本機の場合はそれがない。そのため、外付けのゲーミングマウスを使う際でもプレーに集中しやすいのが好印象だった。
こだわりの性能で快適にゲームを楽しめるドスパラのGALLERIA GAMEMASTER NX。今回は、その外観や使い勝手をおもに紹介したが、次回はパフォーマンスを中心にチェックしていく。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | GALLERIA GAMEMASTER NX |
CPU | Core i7-7700HQ(クアッドコア、定格 2.80GHz、ターボ・ブースト時最大 3.80GHz、6MB L3キャッシュ、インテル ハイパースレッディング・テクノロジー対応) |
グラフィックス | GeForce GTX 1070(8GB GDDR5) |
メモリー | 16GB PC4-19200(DDR4 SO-DIMM、8GB x2、デュアルチャネル, 最大 32GB)、スロット数2 |
ストレージ | 250GB SSD+1TB HDD |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
サウンド | オンボードHDサウンド、ステレオスピーカー内蔵 |
有線LAN | 10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T |
無線LAN | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
インターフェース | USB 3.1(Type-C)端子、USB 3.0端子×6、SDカードリーダー、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子、ライン入力端子、ライン出力端子、HDMI端子、Mini Displayポート |
電源 | リチウムイオンバッテリー(約3.9時間) |
サイズ | およそ幅428×奥行294×高さ48mm |
重量 | 約3.7kg(バッテリー含む) |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
価格 | 26万9978円から |