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ビジネスで使える英語を身につける「英語 HACK」第2回

英会話ができるまでの道のり

いくら英会話教室に通っても英語が上達しない原因

2017年10月09日 11時00分更新

文● 星野香奈/ENGLISH COMPANY 編集●ASCII

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英語学習に長けたベンチャー発の英会話ジム・ENGLISH COMPANYのトレーナーが、スキル向上のためのノウハウや学習のための豆知識をリレー形式でお届けします!

英語を話せるようになるために踏むべきプロセス

Q.英会話教室にいくら通っても英語ができるようになりません。なぜですか?

A.「英語が話せるようになりたい!」というとき、「じゃあネイティヴがいる英会話スクールに行こう」と思うのは当然かもしれません。ですが、英語を話せるようになるためには、いきなり「英会話」の練習をしても効果がないことがほとんどです。

 これは、第二言語(外国語)習得のプロセスを考えればよくわかることです。

 第二言語習得研究では、「聞ける・読める」という状態がある程度整ってはじめて、「話せる・書ける」というアウトプットスキルの向上につながると言われています。

 読めないものは書けないし、聞けないものは話せないのは当然のことですね。

 そのため、第二言語習得の研究者の間では「大量のインプットと少量のアウトプット」のバランスが鉄則であるという見解が一般的です。

 つまり、学習の際にはリーディングやリスニングを大量に行ない、「理解できる英語の知識」(受容知識)を増やしていくことが最初のステップであり、もっとも重要だということです。

 基本的な語彙や文法知識が身につき、リーディングやリスニングの理解度が高い人であれば、そこに少量のアウトプット活動を組み込むことで、「あれ、現在完了ってどういう形だったっけ」などと、自分が使いこなせない項目に気づくことができ、さらに習得効率が高まることでしょう。TOEIC Listening & Readingのスコアでいえば、700点以上はほしいところです。

 TOEICで700点以下の人は、少し我慢してインプット活動を続けてみましょう。「英会話」の練習はそれまでのお楽しみに取っておいた方が、結果的に英語が使えるようになるための近道になりますよ!


答えてくれたトレーナー:星野 香奈
 高校、大学で留学を経験後、大学院では言語学を専攻した。英語のほか、スペイン語も話すトリリンガル。バンコクでの日本語教師の経験を経て、国内翻訳会社に勤務した。現在StudyHacker ENGLISH COMPANYでパーソナルトレーナーを務める。



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