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「ラクマ」、ディープラーニング活用の画像認識で出品物監視

2017年06月22日 02時08分更新

記事提供:通販通信

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楽天(株)は21日、フリーマーケットアプリ「ラクマ」の出品監視に、ディープラーニングを活用した画像認識技術を導入したと発表した。

画像認識技術導入で商品画像への監視体制を強化

 今回導入されたのは、指定した禁止出品物画像と類似した画像を検出するシステム。楽天技術研究所の画像認識技術を活用し、出品商品が適切かどうかを判別する。出品方法・購入方法はこれまでと同じで、より安全なショッピング環境を整えた。

 同社では、安心・安全な取引ができるプラットフォームの提供のため、「ラクマ」に禁止出品物が出品されていないか、常時監視を行っている。これまで出品商品名や商品説明文などのテキスト情報に対して、目視による監視のほか、システムによって禁止ワードの投稿ができないようにするなどの対策をとってきた。今回の画像認識技術導入に伴い、商品画像に対してもさらに監視体制を強化することが可能となった。

   「ラクマ」は16年8月にも、楽天技術研究所の画像認識技術を使った、出品商品のカテゴリーを判別する「もしコレ!」を導入。登録された商品画像に近いカテゴリーを表示することで、ユーザーの入力支援を行っている。

 同社では、今後も最新技術を活用することで、安心・安全で利便性の高いプラットフォームの提供を目指したいとしている。

■楽天「ラクマ」

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