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百貨店4月売上高、14カ月ぶりのプラスに…衣料品に回復の兆し

2017年05月26日 08時24分更新

記事提供:通販通信

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日本百貨店協会が23日発表した「2017年4月 全国百貨店売上高概況」によると、ネット通販を含めた全国百貨店の4月の売上高は、前年同月比0.7%増の4527億円となり、14カ月ぶりにプラスとなった。

化粧品・雑貨・食料品が好調

 4月は入店客数の伸びが売上に反映され、花見需要やプレミアムフライデー、ゴールデンウィーク前半の観光・帰省需要もあり、食品や旅行用品が好調だった。

 国内市場は0.2%減とほぼ前年並みとなり、インバウンド売上は同22.9%増と5カ月連続でプラスとなった。

 商品別では、衣料品が同1.2%減でとなったものの、前月の伸び率から3.4ポイント改善し、復調の兆しが見えた。化粧品が同15%増と、25カ月連続でプラスとなった。化粧品の伸長と輸入時計などの高額商材がプラスになったことで、雑貨は同7.2%増と、5カ月連続でプラスとなった。食料品も同0.4%増と14カ月ぶりのプラスとなった。

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