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2017年の時計業界を展望!「バーゼルワールド2017」レポート 第16回

HondaJetを設計した藤野道格氏がデザインを監修

セイコー アストロン、航空工学の目盛り付きGPSソーラー「ホンダジェット」記念モデル

2017年05月30日 08時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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SBXB133とHondaJet

 セイコーウオッチは5月1日、GPSソーラーウオッチ「セイコー アストロン」より、ホンダの小型ジェット「HondaJet」とコラボレーションしたモデル「SBXB133」を発表。6月23日に発売する。

 セイコー アストロンは、GPS電波による正確な時刻取得や緯度経度による現在地時刻への修正が可能なソーラーウオッチ。HondaJetはホンダが独自開発した小型ビジネスジェットで、独特のエンジン配置など先進的な機能を備える。

 今回発売されるSBXB133は、新ハイグレードシリーズ「エグゼクティブライン」の第一弾であることから、世界を舞台に活躍するエグゼクティブやグローバルビジネスマンとの親和性が高く、コラボレーションモデルはHondaJetを設計したホンダ エアクラフト カンパニー社長兼CEOの藤野道格氏がデザインを監修。

カラーリングのほか、グラファイトをイメージした文字盤やHondaJetのシルエットの24時針を装備

 SBXB133はHondaJetの機体メインカラーであるホンダジェットブルーをダイヤルやベゼルに採用、ベゼル10時位置にはホンダ エアクラフト カンパニーのある米ノースカロライナ州グリーンズボロの都市コード(GSO)を表示。また24時針の形状はHondaJetのシルエットになっている。

エンジンタービンをイメージするりゅうず形状

 さらにダイヤルはHondaJetの胴体に用いられているカーボン複合材をイメージしたグラファイト調で、HondaJet Special Editionのロゴが刻まれている。リュウズのローレット形状はHondaJetのエンジンタービンをモチーフとしているほかHondaJetのロゴを刻印。裏蓋には航空機らしく速度/温度/圧力/距離/高度の換算目盛りを表記するほか、シリアルナンバーを刻印。

裏蓋には航空工学の換算目盛りが表記されている

 ケースやブレスレットはチタン(ダイヤシールド)を採用するほか、セイコー アストロンシリーズでは初となるサファイヤガラス製ベゼルリングを採用する。価格は30万2400円で、限定2000本。

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