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夢展望(株)17年3月期決算

2017年05月17日 02時53分更新

記事提供:通販通信

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(株)RIZAPグループ子会社の夢展望(株)が16日発表した2017年3月期決算は、売上高が前年比15.3%減の31億700万円、営業損失が1億5400万円(前期は3億2400万円の損失)、純損失が1億6900万円(同・5億4800円の純損失)となり、前期に比べ赤字幅が縮小した。

自社販売サイトの売上高が回復基調に

 今期は、衣料品等のブランドの再編に基づいたMD体制と商品企画体制の強化により、幅広い顧客層の獲得が実現。商品の仕入れに関しても、直接輸入の比率を増やすなど、原価率を改善するとともに商品単価の低減に努めた。また商品の発注方法の工夫を行うなど、商品面に関する施策を施した結果、商品の消化率・粗利益率・在庫回転率なども改善した。

 販売面については、販売上位の商品を集中的に訴求する戦略や、自社販売サイト、モール系店舗の各顧客層のニーズに対応した品揃えを行う戦略が奏功。WEB広告の強化による効果もあり、これまで低迷していた自社販売サイトの売り上げが回復基調に転じた。

 セグメント別では、「衣料品販売事業」で売上高が同10.5%減の17億8500万円、営業利益が同95.3%減の1300万円となったものの、「卸売事業」で売上高が同150.6%増の3億7600万円、営業利益が1800万円(前期は7500万円の損失)と改善した。

同社は15年3月より、RIZAPグループの子会社として同社グループに参画。相乗効果により、経営体質に改善傾向が見られてきた。

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