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ファンケル、営業利益86%増…マーケティング費用を効率化

2017年05月02日 05時03分更新

記事提供:通販通信

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(株)ファンケルが4月27日発表した2017年3月期連結決算は、売上高が前期比6%増の963億500万円、営業利益が同86.3%増の22億4400万円、純利益が同884.4%増の51億4600万円となった。

機能性表示食品『えんきん』『カロリミット』は堅調

 戦略的な広告投資などで増収となり、営業利益は増収効果による売上総利益の増加や、栄養補助食品関連事業の収益改善などで大幅に伸長した。また、投資有価証券売却益などを特別利益として計上したことで、純利益が約8倍に上昇した。

 化粧品関連事業の売上高は同3.5%増の569億2600万円で、営業利益は同16.3%減の52億5300万円となった。「アテニア化粧品」で『スキンクリア クレンズ オイル』などの新製品が好調で、WEBでのコミュニケーション戦略も奏功した。

 栄養補助食品関連事業は、売上高が同12.1%増の320億8500万円、8億6500万円の営業損失となった。マーケティング費用を効率化し、営業損失は前期から9億1300万円改善した。機能性表示食品の『えんきん』『カロリミット』が堅調に推移した。

 次期の見通しとして、売上高は同9%増の1050億円、営業利益は同167.3%増の60億円、純利益は同22.3%減の40億円を見込んだ。

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