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JCSSA、ネット販売のPC画像共有化規約を公表

2017年01月25日 08時54分更新

記事提供:通販通信

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image 一般社団法人日本コンピュータシステム販売店協会(JCSSA)は23日、インターネット販売でパソコンなどの商品画像を使用する際のルールを定めた「商品画像共用化規約第1版」を公表した。現在、JCSSA内の専用サイトを制作中で、同規約の元で3月1日から運用を開始する。

 同規約で対象となる事業者は、メーカーから直接商品を仕入れて販売するのではなく、地方の販売店やネット専門の通販サイトなど、卸売会社を経由して商品を販売する事業者。対象となるネット販売事業者はこれまで、メーカーの了承を得て卸売会社から画像をもらう必要があり、手間がかかっていた。このため、正式ではないルートから画像を入手し、間違った画像を掲載している例もあった。同規約により、ネット販売事業者はメーカー側の確認を得ずに、卸売業者から画像を入手できるため、必要な時にタイムリーに画像が使用できるようになる。

 専用サイトには、規約に賛同したメーカーや卸売販売会社などの画像提供者名が公表される。同規約に賛同する画像提供者の登録は、JCSSAが担当する。商品画像を使用したいネット販売事業者は、同サイトに掲載されている画像提供者から、取引先の卸売会社を選択し、画像提供を依頼する。その後、画像提供者からの説明を受け、同規約を遵守する旨をJCSSAサイトに登録すれば、画像が使用できるようになる。商品画像やスペックの提供方法は、従来通りとなる。

 同規約では、メーカー・ネット販売事業者と購入者とのトラブル防止も目的としており、トラブルがあった場合、メーカーはトラブルを起こした販売店に卸売会社経由で注意勧告できる。

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