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アプリの蓄積走行距離は約260万kmで地球約65周ぶん

au×トヨタ×コメダ「ながらスマホ運転」防止アプリで8200杯のコーヒーが無料に

2016年11月15日 13時30分更新

文● 南田ゴウ

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 auとトヨタ、コメダが9月20日から10月6日まで期間限定で実施した「ながらスマホ運転」防止プロジェクトは、運転中にスマホを触らせない習慣をつけさせる愛知県限定アプリ「Driving BARISTA」を起動して、スマホを裏返しに伏せて置いておくと車の走行距離に応じてポイントが貯まり、初回は100ポイント(100km)、次からは200kmごとにコメダのブレンドコーヒーまたはアイスコーヒー1杯がもらえるクーポンが発行されるもの。

  • 【Driving BARISTAアプリダウンロード数】約3万7000ダウンロード
  • 【蓄積された走行距離合計】約260万km(9月20日~10月6日まで)
  • 【有効コーヒークーポン数】約2万杯
  • 【交換されたコーヒー数】約8200杯(~10月31日まで)

 今回の取り組みに関して、トヨタBR J-ReBORN 室主査の西内律子氏は「実際にアプリをご利用いただけた方以外にも、SNS 等を通じて多くの方々からの反響をいただき、安全運転への意識向上に貢献できたことをうれしく思う。これからも交通事故死傷者ゼロの社会を目指して、様々な取り組みを行なっていきたい」と述べている。

 コメダ珈琲店専務取締役の駒場雅志氏は「美味しいコーヒーを提供することを通じて、地元である愛知県内の交通事故低減に貢献できたことを非常にうれしく思う」とコメント。KDDI CSR・環境推進室長の鳥光健太郎氏は「今回、クルマとコーヒー、スマホという異色の組み合わせで、ながらスマホ運転防止に楽しくチャレンジするという新しい発想により、多くの皆さまの意識啓発をすることができた。今後も、新しい発想で社会課題の解決に取り組んでいきたい」と語っている。

 愛知県警察本部交通総務課 交通事故対策室長の飯田悟氏は「本プロジェクトとの因果関係までは分からないが、プロジェクト開始前17 日間と走行距離蓄積期間の17日間で比較すると、運転中の携帯電話使用等違反の検挙数が15%程度減少した。スマートフォンのアプリを活用するという他に例を見ない取り組みで、多くのドライバーの交通安全に関する意識向上の一助となるプロジェクトだったと考えている」とコメントを寄せた。


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