ズバッと解決! Windows 10探偵団 第165回
コマンドプロンプトからベンチマークを実行し、結果を確認
Windows 10にはPCの性能を計測する機能はないの?
2016年09月19日 09時00分更新
Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。
基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。
調査依頼
Windows 7のエクスペリエンスインデックスみたいな機能はないの?
Windows Vista/7では、PCの性能を計測する「Windowsエクスペリエンスインデックス」という機能を備えていた。CPUやメモリー、グラフィックス、ストレージの性能を簡易的なベンチマークで計測してくれるのだ。Windows 8からこの機能がコントロールパネルから消えてしまったのは残念。しかし、機能自体はWindows 10でも残っているので、利用することができる。
まずは、コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、「winsat formal」と入力する。ベンチマークテストがスタートするのでしばらく待ち、完了後にプロンプトが表示されたら「exit」と入力して終了する。
すると、「C:¥Windows¥Performance¥WinSAT¥DataStore」フォルダーに「2016-日時 Formal.Assessment (Recent).WinSAT」といったファイルが作成されている。このファイルを開くと、テスト結果を確認できる。とは言え、そのままでは見づらいので、「WinSAT Viewer」(http://winsat.aroundit.net/ja/)を開き、ドラッグ&ドロップしよう。すぐに従来のエクスペリエンスインデックスに似たUIで結果を表示してくれる。
これでズバッと解決!
「Windowsエクスペリエンスインデックス」はなくなったが、コマンドプロンプトからベンチマークを実行し、結果を確認することは可能
Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!
この連載の記事
-
第358回
PC
Windows 10でヘッドマウントディスプレーなしでMixed Realityを表示する技 -
第357回
PC
Windows 10で自分だけのお気に入り店舗マップを作成する -
第356回
PC
Windows 10のデスクトップに付箋を貼ってメモ管理する -
第355回
PC
注意! Windows 10、ファイルコピー後「Ctrl+Z」でファイル完全削除 -
第354回
PC
気分をアゲる Windows 10をクリスマス仕様にする方法 -
第353回
PC
瞬間起動、常時接続、長時間駆動のAlways Connected PCが登場する -
第352回
PC
ネットワークの種類でプライベートとパブリックの違いを教えて -
第351回
PC
Windows 10の標準アプリをアンインストールする方法 -
第350回
PC
Windowsの新機能「Sets」、複数アプリをひとつのウィンドウに! -
第349回
PC
Windows 10の動作が変になったら新機能「新たに開始」を試そう -
第348回
PC
Windows 10ではゲームのチート行為をシャットアウト! - この連載の一覧へ