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ベネッセHD、新社長に安達保氏…3カ月でトップ交代

2016年09月12日 02時00分更新

記事提供:通販通信

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 (株)ベネッセホールディングスは9日、現社長の福原賢一氏が退任し、10月1日付けで現取締役の安達保氏(62歳)が新社長に就任する人事を発表した。福原氏は副会長となる。

 安達保氏(62歳)は、1977年に三菱商事(株)に入社。マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパン入社以降、(株)日本リースオート社長、ジーイーフリートサービス(株)、カーライル・ジャパン・エルエルシー マネージングディレクター日本共同代表を歴任し、事業再生で実績を上げ、2016年6月に同社の取締役(現任)に就任した。

 
 同社は20147月の個人情報漏洩の問題をきっかけに、会員数が大幅に減少。業績不振を理由に、当時の社長だった原田泳幸氏は16年6月25日に退任し、後任には現社長の福原氏が就任した。今回の社長交代は、その約3か月後となる。

 直近の決算(4~6月)では、営業損失7億1800万円、純損失29億6500万円となり、会員減少に歯止めがかからない状況だった。業績回復は、ファンドで事業再生の実績を持つ安達氏に託された。

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