スカルキャンディー「XT Free」「Grind Wireless」
米国で人気、あのブランドのBluetoothイヤフォンを女性目線でチェック
2016年09月06日 19時00分更新
Skullcandyのイヤフォン「Women's XT Free」と同社のワイヤレスヘッドフォン「Grind Wireless」を試した。自宅のPCからのBluetooth接続と、元々使っていたソニーのウォークマンやAndroidケータイで一週間ほど試用した。
大きめだけどピッタリフィット──WOMEN'S XTFree
Bluetooth対応のスポーツイヤフォンを試すのは初めてだ。第1印象は“小さくて可愛い”。白をベースとした爽やかな色味にまとまっており、ブランドロゴの“スカルマーク”(骸骨)も控えめだ。どんな服装にも合わせやすいと思う。
イヤーピース部分の特徴的な突起は“トリプルロックテクノロジー”というSkullcandyならではの形状。人間工学に基づいていて、装着するとイヤフォンが耳の部位にぴったりとはまり、全然ずれない!
操作は左耳のケーブル部分にある「+、ー、スカルマーク」の3つのボタンを使う。ペアリング登録や接続時にはスカルマークを押し、+ーボタンは音量調整用だ。ボタンの形ですぐわかるので、運動中であっても間違わずに使いやすかった。
リズムをつかみやすい重低音を重視したサウンド
普段の筋トレやランニング時に使ってみたところ、ケーブル付きのカナル型イヤフォンとの違いは密着度の強さと、ケーブルのわずらわしさから解放されることだ。ランニングに限らず音楽を楽しむ事ができるスポーツやアクティビティに使いたい!と思わせる作りだった。音は重低音がよく聞こえ、若干中音域がこもって聞こえやすい。その点も運動時のテンションを上げやすい特徴ではあるが、普段使いも考えている方には試聴をお勧めしたい。
筆者の場合、耳にフィットしすぎるという事から、長時間の使用で耳に当たる部分の痛みが少し気になった。これは汗に反応してより密着感が増すという技術によるところが大きいのかもしれない。1~2時間程の使用であれば特に気にならないハズ。
屋外でのランニング時の遮音性はあまり高すぎてもいけない。密着性が高いことで周囲の音が少し聞こえずらかったので、外で運動する際には同梱されている三又状の穴が空いているイヤーピース“アンビエントイヤージェル”を使うといい。イヤーピースに穴が空いている分、程よく周囲の音が入るようになり、路面をランニングする際はこちらの使用を気に入っている。
やはり軽量でケーブルレスなら、移動時のストレスが減る
はじめてBluetoothイヤフォンを使ってみてメリットを感じたのは、小型、軽量、ケーブルレスになることで移動時のストレスが減ることだ。
空からフル充電するには1時間半程かかり充電という手間は多少かかるが、差し引いても運動時のテンションを上げるために使いたいと思わされた。筆者の場合、常用するというよりもスポーツ時や移動時に使い分けて使っている。防滴使用だけでなく、女性のメイク汚れにも強い仕様のため、スポーツ用のイヤフォンを探している方やアクティブな女性に薦めたい一品だ。
Women’s XT Freeは現在白いカラーのみのため汚れが気になるかもしれないが、拭き取り掃除もしやすい作りなので綺麗に使い続けることができる。価格は1万3824円と安くはないがメンテナンスしていけば長く使えるだろう。デザインだけでなく使い勝手や装着感もよく考えられていると感じた。
主な仕様 | |
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製品名 | WOMEN'S XT Free |
価格 | 1万3824円 |
インピーダンス | 17Ω |
出力音圧レベル | 100dB/mW(500Hz) |
通信 | Bluetooth 4.1 |
連続再生時間 | 6時間 |
付属品 | キャリングポーチ、イヤーピース(S/M) アンビエントイヤージェル(S/M) ウィメンズスポーツジェル(S/M) |