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ダイナミックレンジは約20Stop、10bitパネル採用

LGが自発光ディスプレー採用の4K有機ELテレビの予約受付開始、65型と55型を用意

2016年06月14日 17時42分更新

文● 八尋/ASCII.jp

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「OLED B6P」シリーズ2機種の予約受付が開始

 LG エレクトロニクス・ジャパンは6月14日、4K解像度に対応し、自発光ディスプレーを搭載する有機ELテレビ「LG OLED TV」の「OLED B6P」シリーズの予約販売を開始した。6月24日に発売予定。

 OLED B6Pシリーズは、ダイナミックレンジが約20Stopで、自発光素子によって純度の高い「黒」を表示できるので、HDR規格が持つ明暗情報を余さず受け取ることが可能だという。3D Color Mapping技術や10bitパネルを搭載し、自然な色合いを映し出せるとしている。

 また、HDR規格を促進する業界団体「UHD Alliance」の品質保証を受けているほか、HDR技術「ドルビービジョン」にも対応する。そのほか、harman/kardonとコラボレーションし、フラットで整ったHi-Fiサウンドを実現している。付属の有機ELテレビ専用のマジックリモコンを使用して、空間の音響環境を測定して自動補正するマジックサウンド機能も利用可能だ。

 一般的な映像をHDRの映像美に近づけるHDR Effect機能も搭載。LG独自の画質アルゴリズムにより、明るい領域と暗い領域で、それぞれ最適に色補正する。テレビのほか、ネットやアプリも楽しめるwebOSを搭載している。

2モデルとも、最薄部はおよそ4.6mm

 解像度は3840×2160ドット。ラインアップは、65型「OLED 65B6P」と55型「OLED 55B6P」の 2モデル。予想実売価格は、OLED 65B6Pが75万6000円前後、OLED 55B6Pが48万6000円前後。両機種とも、インターフェースはHDMI端子×4、コンポーネント/ビデオ入力端子、ヘッドフォン出力端子、光デジタル音声出力端子、USB 3.0、USB 2.0×2、有線LAN端子×1。消費電力は、OLED 65B6Pが480W、OLED 55B6Pが360W。

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