低ボリュームでも低音ブーストが心地いいRoarシリーズ最上位モデルが発売
カラオケもできる5ドライバBluetoothスピーカー Sound Blaster Roar Pro レビュー
2016年03月04日 20時00分更新
クリエイティブメディアからBluetoothスピーカー“Roar”シリーズの最上位モデル『Sound Blaster Roar Pro(SB-ROARP)』が発売されました。直販価格は2万9800円。
前モデルRoar2(レビューはコチラ)同様、ドライバは5基ですが、高音域をフロントに固定するなど様々なチューニングを施し、より最適なサウンドを追求。省電力機構も見直され、バッテリー容量は6000mAhと同じですが、連続駆動時間が2時間アップの約10時間に向上しました。Bluetooth 3.0準拠で対応プロファイルはA2DP、HFP、HSP。aptX、AACといったコーデックに加え、aptXの上位規格aptX LL (Low Latency)にも対応。もちろん、ペアリングはNFCでワンタッチで行なえます。一度接続すると再接続は一瞬で行なわれ、再接続操作などのわずらわしさは一切ありませんでした。この辺りはかなりこなれてきましたね。
また、“ニュートラル”、“ウォーム”、“エネルギッシュ”といった3種のプリセットを追加。ニュートラルは本来のバランスの取れたサウンド、ウォームは音色に真空管アンプのような温かみをもたせたBGMなどに向いたサウンド、エネルギッシュはその名の通りダイナミックで躍動感のあるサウンドとなってます。音量はかなり大きいので、室内では50%も出せないかと思います。
オプションのマイクでRoar Proを拡声器として利用できる
さらにオプション(直販価格9800円)のワイヤレスマイク『Creative iRoar Mic(SP-IROMC)』を組み合わせることで、カラオケやプレゼン、MCなどにSound Blaster Roar Proを活用できるといった新機能があります。
マイク音声とRoar Proの再生音をミックスできるので、カラオケやBGM入りの司会、サウンドを活用したプレゼンなど幅広い用途に活用できそうです。
「写真はイメージです」としたのは、Roar ProとiRoar Micをワイヤレス接続した場合、スマホとRoar ProはBluetooth接続ができなくなりますので、実際は画面の歌詞を見ながら歌うには、iRoar Micとスマホがケーブルでつながっている必要があります。念のため。
Sound Blaster Roar Proは音量的に相当迫力のある部類に入るBluetoothスピーカーであると思います。マイクを用いたパーソナルPAとしても、かなり本格的に活躍できるので、パフォーマーな方にオススメいたします。
●関連サイト
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