「ひとつ飛ばしで当たりが来る」という定説を知ってる?
なぜ、Windows 10にアップグレードするべきなの?
2016年03月02日 09時00分更新
Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。
基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。
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Windows 10にしないといけない理由がわからない
時々「Windows 10にアップグレードする意味がわからない。マイクロソフトのサポート期間“以外”の理由を教えてくれ」という意見が寄せられる。
ヴィンテージカーの愛好者がいるように、オールドOSの信奉者がいてもいい。その人たちは好きで使っているのだから、無理にWindows 10にする必要はない。そういう意味で「アップグレードしないといけない」ということはないだろう。ただし、「XPでも十分使える」「10はデキが悪い」といった発言はNGだ。
確かに、スタートメニューが復活と言っても、元々廃止したことが失敗なんだから当たり前と言える。ストアアプリも、アップルやグーグルと比べると登録数が圧倒的に少ないので、魅力的に見えないかも。音声アシスタント機能のコルタナも、まったく不要! と言う人もいるだろう。
またWindows 10の新機能のうちいくつかは、フリーソフトで対応できるケースもある。例えば、仮想デスクトップや最新のブラウザー、PDFへの対応、改良されたIMEなどだ。セキュリティソフトも、海外製の優れたフリーソフトが公開されている。ただ、これらをすべて吟味してインストールし、適切に運用できるスキルのある人は限られている。最初からOSに含まれていれば、その分便利なことは確かだ。
XPやVistaのような古いOSは、現在手に入るアプリや周辺機器の対応OSから外されていることも多い。かろうじて動作するかもしれないが、性能が発揮されるとは限らない。XPでしか動作しないアプリを使っている! という場合でも、できればWindows 10+仮想OSソフトで対応した方が、セキュリティ面でも安心だ。
古いものにこだわる人は、オカルトのほうが説得力があるだろうか。Windowsには「ひとつ飛ばしで当たりが来る」という定説がある。Windows 98SE、XP、7は神OSだったことは間違いない。反面、Windows 98、Me、Vista、8は不評を得ることも多かった。そしてWindows 10は当たり版というわけ。
Windows 7/8なら無料アップグレード期間中なので、絶対にアップグレードしたほうがいい。期限は今年の7月28日まで。余裕があると思っていると、あっという間に時は過ぎるので、時間を見つけて作業しよう。それよりも古いPCなら、無理にアップグレードするのではなく、PCを買い換えた方がよいかもしれない。格安PCでも、使っているPCよりも高性能になっているはずだ。
これでズバッと解決!
Windows 10の新機能のうちいくつかは、フリーソフトで対応できるケースもあるが、すべて吟味してインストールし適切に運用できるスキルのある人は限られている。Windows 7/8なら無料アップグレード期間中なので、7月28日まで絶対にアップグレードすべき!
Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!
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