山崎製パンは2月12日の取締役会において、同社の子会社であるヤマザキナビスコのライセンス契約終了にともなう商号変更などの計画を承認することを決議した。
ヤマザキナビスコは米国ナビスコ(後に米国クラフト・フーズ社に統合、現在はモンデリーズ・インターナショナル・インクの商標管理会社であるインターコンチネンタル・グレート・ブランズ)との間で技術および商標ライセンス契約を締結し、「ナビスコ」ブランドおよび 「ナビスコ・トライアングル・マーク」の使用許諾を受けるとともに、「オレオ」「リッツ」「プレミアム」および「チップスアホイ」の4ブランド製品の技術および商標の使用許諾を受けて、ビスケット、クラッカーの製造販売事業を展開してきた。
山崎製パンは、モンデリーズ・インターナショナルとのライセンス契約を2016年8月31日の契約満了日をもって、終了させることを決定。これにともない、ヤマザキナビスコは、9月1日をもって商号をヤマザキビスケットに変更する。
なお、「オレオ」「リッツ」「プレミアム」および「チップスアホイ」の4ブランド製品については、8月31日をもって製造を終了し、残余在庫の販売を経て終売という。
9月以降については、「チップスター」「エアリアル」および「スリムサンド」などの既存製品にくわえて新製品を順次発売し、新たな事業展開をめざすとのこと。
なお、「オレオ」「リッツ」「プレミアム」については、2016年9月よりモンデリーズ・ジャパンが国内で販売開始すると発表している。
コジマ
1986年生まれ。オールドルーキーとして、生来の不器用さと異常なほどの心配性を周りからツッコまれつつ、取材や原稿などと格闘している。
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