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Linuxベースのセキュア・高性能なリアルタイムOS

自動運転車向け「IZAC-OS」、ZMPとジグソーが共同開発

2016年01月21日 06時00分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

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 ZMPとジグソーは1月19日、Linuxをベースにセキュリティやパフォーマンスを強化した自動運転用リアルタイムOS「IZAC-OS」を共同開発すると発表した。

 IZAC-OSは、自動運転車両向けリアルタイムLinux OSで、外部攻撃を遮断する安全な自動運転・自律移動、安定かつハイパフォーマンス、量産化を見据えた開発設計思想を実現するための基盤。マルチコア・マルチプロセスにより、自動運転のためのマップやデータベースといったビッグデータの利用や、カメラデータの膨大なデータの転送制御、取得データの全ロギングをはじめ、データ収集・マップ配信・ソフト更新において広域ネットワークに接続していくことが要求される自動運転ソフトをささえるという。

 ジグソーは、コンテナ型セキュアOSテクノロジーを基にしたIZAC-OS向けオリジナルカーネル(コードネーム:NEURO)をすでに提供開始しており、今後セキュリティや耐久性に関するテストを行動実験などを通じて繰り返し、強固な独自OSとして共同開発を進めていくという。ZMPは今後、同社製品である自動運転向け車載コンピュータ「IZAC」のOSをIZAC-OSへ移行していく計画。IZACは、ZMPが開発・販売する、Core i7を搭載した弁当箱サイズの自動運転技術開発者向けコンピュータだ。

 両社は、IZAC-OSが自動運転車の基盤ソフトとなるように、OSをベースとしたデータ制御・コントロール領域でのサービス提供を通じて、自動運転の未来を形作っていくとしている。

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