ふと自分で撮った猫写真を見返してて発見したのである。「猫と自転車」ってけっこう相性がいいのだ。
まあ、猫はだいたい走ってる自転車は嫌うものだけど(そらそうだ。ぶつけられたら痛いし)、止まってる猫はかっこうのくつろぎ場所の駐輪場で見かけることは多いし、目が合うとささっと自転車の影に隠れることも多いし、自転車の下にいると歩いてる人から見つかりにくいのもまた確かで、でも、そこを這いつくばって狙うと、自転車のホイールと猫がいい感じにおさまった構図が現われたりするのである。
冒頭写真がそうですな。ホイールが描く弧の隙間に猫がきれいに収まってくれるのである。これは駐輪場の猫。
もうひとつ、同じような構図の写真をどうぞ。
さび付いた粗大ゴミクラスの自転車の後ろにちょこんと座ってた猫。猫の顔から背中にかけてのラインとホイールのカーブがいい感じである。
もちろん、わざとそうなるように(商店街の近くで人通りが多かったけどそれに構わず)、しゃがんであれこれ構図を決めて撮ったのでありました。ちょうど日差しが当たっててよかった。チルト式モニター万歳。さすがに這いつくばったら通報されそうな場所だったから。
もうひとついくか。車輪とペダルと猫。ペダルの下ってちょうど猫が入れるだけのスペースが開いているのだよね。だから猫の方も見つかるとは思わなかったようで。
通り過ぎる自転車を見つめる猫、という絵もなかなかいい。
自転車で住宅街を走ってたら、数メートル先に見つけたので、ブレーキをかけて止まり、カメラの準備をしてたら、後ろから電動アシスト自転車に乗った奥さま(ということにしておく)がつつーっと追い抜いていってくださりまして、慌てて撮ったのがこちら。
猫が目で自転車を追ってるのがいい。
(次ページに続く、「スポークの間から驚いた顔の猫が!」

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