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Yahoo!5月のPV、スマホ比率がPC超える

2015年08月04日 08時49分更新

記事提供:通販通信

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 ヤフー(株)が7月30日発表した2016年3月第1四半期(4~6月)決算は、売上高が前年同期比10.6%増の1105億円、営業利益は同0.8%増の491億円、四半期利益は同8.3%減の333億円となった。ディスプレイ広告の売上増やワイジェイカード(株)の連結子会社化により、増収増益となった。

 月間ページビュー数は、スマートフォン比率が5月に50.2%となり、初めてパソコン+その他(タブレット・フィーチャーフォンなど)を上回った。広告関連売上高のスマホ経由比率が38.3%となるなど、スマホシフトの傾向が顕著となった。

 eコマースを含むコンシューマ事業は、売上高が同0.8%増の289億円、営業利益は同3.6%増の175億円となり、全売上高に占める割合は26.1%となった。EC国内流通総額は、同11.3%増の3110億円となった。「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」ともにスマートフォン経由の取扱高が拡大した。

 「Yahoo!ショッピング」では利便性を向上し、Yahoo!プレミアム会員やアプリ利用者を対象としたポイント施策を実施した。その結果、購入者数が増加するとともに再購入率も向上し、「Yahoo!ショッピング」と「LOHACO」合計の取扱高は、同23.1%増に拡大した。15年6月末の「Yahoo!ショッピング」のストア数は31万IDとなった。

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