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ベンチマークで性能をチェック

写真・動画編集が快適! GeForce搭載「New Inspiron 17 5000」の実力とは (2/3)

2015年06月23日 10時00分更新

文● 松野/ASCII.jp

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据え置きノートとして十分な性能!

 New Inspiron 17 5000 プラチナの主なスペックは、CPUがCore i7-5500U(2.4GHz)、メモリーは8GB、ストレージは1TB HDD。また、GPUにGeForce 920Mを採用しており、文書作成など基本的な用途はもちろん、写真・動画の編集も可能など、あらゆる用途に対応する充実の性能だ。

 まずは、「Windows エクスペリエンス インデックス(Windowsシステム評価ツール)」の結果を紹介する。同機能はWindows 8.1以降はコマンドライン(winsat.exe)でしか実行できなくなっているため、計測結果をGUIで表示する「WIN SCORE SHARE」を使用している。

Windows エクスペリエンス インデックスのスコアは基本的に高めだが、GeForce 920Mが認識されていない

 CPUの性能を表わす「プロセッサ」が7.4、メモリーのアクセス性能を表わす「メモリ」が7.5と順当に高いスコアを記録。一方で、デスクトップの描画性能を表わす「グラフィックスは5.9」、ゲームプレイ時の3D描画性能を表わす「ゲーム用グラフィックス」は5.8と、外部GPUのGeForce 920MではなくCPU内蔵のインテル HD グラフィックス 5500が認識されてしまったため、本来のスペックほどスコアは伸びなかった。ストレージの性能を性能を表す「プライマリディスク」は5.9。1TBと容量は十分なのだが、HDDは読み出しや書き込み速度がSSDに劣るため、スコア自体は低めになっている。

「PCMark 8」(Home accelerated)のスコアは2862

 PCの総合性能を計測する「PCMark 8」では、日常的な作業の処理性能を計測する「Home accelerated 3.0」のスコアが2862と、3000に届きそうな結果に。ストレージがHDDであることを考慮すれば、かなり優秀なスコアだと言えるだろう。文書作成から画像・動画編集まで、あらゆる作業を快適に行なえるはずだ。

GeForce 920Mはマルチメディア向けGPUなので、ゲーム向けGPUほどスコアは伸びない

 グラフィックス性能の計測に特化したベンチマークソフト「3DMark」の結果は、ICE STORMが「41715」、CLOUD GATEが「5703」、SKY DIVERが「3980」、FIRE STRIKEが「1049」と、内蔵GPUを上回るスコアを出している。GeForce 920Mは画像・動画の編集や鑑賞など、マルチメディア向けの活用を想定したGPUなので、そうした用途であれば不足はないだろう。

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