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アクセス管理システムに「個人情報などの持ち出し検知機能」搭載

2015年04月23日 01時47分更新

記事提供:通販通信

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image NRIセキュアテクノロジーズ(株)は22日、特権IDアクセス管理製品「SecureCube / Access Check(セキュアキューブ アクセスチェック)」に、企業・組織が持つ個人情報などの重要情報の持ち出し検知・通知機能「重要情報検知オプション」を搭載した新バージョンを販売開始した。同社によれば、同機能の搭載は、国内の特権IDアクセス管理製品で初という。

 新バージョンは、取得した操作記録を自動分析し、重要情報の持ち出しを検知・通知する。同機能の搭載により、操作記録のモニタリングや分析に関わる負荷を軽減し、不正行為を早期に発見できるという。

 同機能では、事前に申請したファイル名以外の情報を社員がシステムから持ち出した場合と、事前申請の有無に関わらずファイルに重要情報が含まれる場合、管理者にメールで通知が届く。この通知などから、「セキュアキューブ アクセスチェック」が取得する操作記録から、疑わしい操作だけを効率的に確認することができる。内部関係者からの情報漏えいが社会問題となっているが、正規にアクセス権限を持つ社員の持ち出し情報は、不正かどうか確認できないという問題があった。同機能はこうした課題を解決するために開発された。

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