このページの本文へ

iPhoneの純正イヤホンを使って通話の着信を拒否するテク

2015年04月05日 17時00分更新

文● らいら(@lyrahm) 編集● ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 iPhoneを購入すると付属してくる純正イヤホン「EarPods」には、コントローラとマイクが備わっており意外と多機能だ。音楽を再生したり、ハンズフリーで通話ができるのは有名な機能と言えるだろう。

iPhone 4S以降の純正イヤホンにはコントローラとマイクが付いている

 しかしイヤホンを使用中、電話に出たくない相手から着信があった場合は困りものだ。ずっと着信音を鳴らしっぱなしにするのは耳障りだし、ぶつ切りすると相手に失礼な印象を与えてしまう。電話を切るためにiPhoneを取り出すのも煩わしい。

 そこでEarPodsの出番だ。実はiPhoneを使わずとも、イヤホンのコントローラで着信を拒否できる。イヤホンを使用中に電話がかかってきたら、センターボタンを約2秒間長押しして離せばよい。低いビープ音が2回鳴ると、通話を拒否したことが確認され、相手には電話に出られないことが自動音声でアナウンスされる。

センターボタンを2秒ほど長押しする。普通に押すだけだとかかってきた電話に出ることになるので要注意

 またキャッチホンが入ったときも、イヤホンで割込通話を操作できて便利だ。現在の通話を保留にして、かかってきた電話や保留中の電話に切り替えるときは、センターボタンを1回押す。最初の電話に戻りたいときは、もう一度センターボタンを押せばよい。

 もし現在の通話を完全に切って、かかってきた電話や保留中の電話に切り替えたいときは、センターボタンを2秒ほど押してから離せばOKだ。低いビープ音が2回鳴り、最初の通話を終了したことが確認できる。

MacとiPhoneが同じネットワーク上にあれば、MacでもiPhoneを経由して通話ができる。EarPodsをMacに挿せば、Macでもイヤホンを使った通話が可能だ

 数年前までは、街中で電話を耳に当てずイヤホンをしたままで話していると、変な目で見られることがあったものだ。しかしiPhoneとEarPodsが以前より広まったことで、イヤホンでのハンズフリー通話は当たり前の光景となりつつある。

 もしかしたらさらに数年後は、誰もが音声アシスタントとイヤホンで会話しながら街を歩くようになるかもしれない。現在のEarPodsでも、着信がない状態でセンターボタンを長押しするとSiriが起動するので、ぜひ試してみてほしい。


■関連サイト

カテゴリートップへ

ASCII.jp RSS2.0 配信中