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「健康食品」のイメージが悪化…都政モニター調査

2014年12月01日 02時53分更新

記事提供:通販通信

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グラフ 東京都生活文化局が26日発表した健康食品に関する調査によると、前回調査(2003年7月)との比較で健康食品のイメージが悪化していることがわかった。

 同調査は、インターネット都政モニターの500人を対象としたアンケート調査。調査期間は10月22~28日。

 健康食品を現在利用している人は44%と、前年調査から10%減少した。「毎日利用」は17%、「1~2日おき利用」が2%、「必要に応じて」が25%だった。「利用したことがない」人は、27%(前回調査20%)だった。健康食品に対するイメージは、「栄養成分を補う」が44%(同55%)で、「ほとんど効果がない」が25%(同14%)、「美容・ダイエット・健康維持などの効果」が21%(同21%)だった。利用目的は「栄養成分の補給」がトップで39%、「健康の維持」が32%、「疲労・体力の回復」が30%と続いた。購入する際に重視するものは、「効能・効果」が 58%、「原材料、含有成分」が32%、「価格」が30%だった。

 広告などの表現の印象では、62%(同56%)の人が、広告や表示、製品情報に「信用できない表現が多い」と回答。信用できない表現が多いと感じる情報源は、「テレビ・新聞・雑誌のCM・広告」が64%、「商品のチラシ・パンフレット」が53%、「インターネットの広告」が27%だった。都に求める施策は、「虚偽・誇大な広告・表示の取り締まり」が67%(同54%)でトップ。以下、「悪質業者の公表」44%(同47%)、「市販品の成分検査の強化」が35%(同41%)と続いた。

 ■平成26年度第4回インターネット都政モニターアンケート結果

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