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才色兼備な高機能15型ノート「AH77/M」徹底検証! 第3回

パイオニア製スピーカーでサウンドの臨場感抜群

パワフルな「LIFEBOOK AH77/M」はゲームや動画編集にも最適! (2/3)

2014年05月09日 11時00分更新

文● 高橋量

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中規模クラスの3Dゲームなら快適に遊べるスペック

 まずは「LIFEBOOK AH77/M」の3D描画性能からチェックしてみよう。CPUはCore i7-4702HQ(2.2GHz)を搭載し、GPUはCPU内蔵のインテル HD グラフィックス 4600を利用する。デスクトップ向けのハイエンドCPUであるCore i7-4770K(3.5GHz)にも同じGPUが内蔵されているがそれほど性能が高いわけではなく、ローエンド向け外付けGPU程度のパワーだ。

「GPU-Z」によるインテル HD グラフィックス 4600の詳細情報。GPUコアはGT2で、DirectX 11.1に対応している

 とはいえ、マシンの総合的な3D性能を計測する「3DMark」ではDirectX 9のパフォーマンス結果を表わす「Ice Storm」で「55195」とかなり高い結果となった。国内で人気のオンライン3DゲームはDirectX 9の機能をメインで使用しているため、このスコアが快適に遊べるかを表わす指針となる。ゲームにもよるが、「LIFEBOOK AH77/M」なら高い解像度でもストレスなく遊べるだろう。

「3DMark」のベンチマーク結果

 そのほかのテストではDirectX 10相当の「Cloud Gate」で「6040」、DirectX 11相当の「Fire Strike」では「678」という結果だった。スコアとしては低めで、高度な画像処理を多用した海外の最新ゲームをプレーするには厳しいレベルだ。

 DirectX 9相当のパフォーマンスを詳細に計測する「3DMark Vantage」の結果を見てみると、パフォーマンスモードで「4889」とかなり高いスコアが出ている。ただしこれは描画性能の高さというよりも、CPUの計算能力の高さに起因するものと思われる。

「3DMark Vantage」のベンチマーク結果

 続いて3Dゲーム系ベンチマークの結果について。「LIFEBOOK AH77/M」は「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」推奨パソコンの中でも「そこそこ遊べる"スライムナイト級"」のマシンとして認定されている。そこで解像度1280×720ドットの標準画質で「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.00」を試してみたところ、「5042」の「快適」という結果だった。解像度を上げるとスコアは低くなるが、筆者の経験から判断すると問題なく遊べるレベルだ。多少動きが遅い場合は、1600×900ドットに変更するといいだろう。

「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.00」ベンチマーク結果
 1280×720ドット1920×1080ドット
低品質6028(快適)3711(普通)
標準品質5042(快適)2918(やや重い)
最高品質3489(普通)1725(重い)

「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.00」ベンチマーク結果

 また「LIFEBOOK AH77/M」は「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」推奨パソコンとしても認定されている。公式ベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」を試してみたところ、こちらも1280×720ドットの標準画質設定で「4137」の「快適」という結果となった。フルHDの解像度でも画質を調整すればそこそこ遊べるレベルである。

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」ベンチマーク結果
 1280×720ドット1920×1080ドット
標準品質4137(快適)2088(普通)
高品質2646(やや快適)1305(設定変更が必要)
最高品質1802(設定変更を推奨)903(動作困難)

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」ベンチマーク結果

 「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0」では1280×720ドットの簡易描画設定「3」で「2511」とまずまずの結果。1920×720ドットではスコアが「761」まで下がり快適なプレーは厳しいが、画質を落とせばサクサク動くようになるだろう。

「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0」のベンチマーク結果

 「モンスターハンターフロンティアオンラインベンチマークソフト第3弾【大討伐】」では1280×720ドットで「3292」、1920×1080ドットで「1636」という結果だった。スコアが1500を超えていれば問題なく遊べるといわれているので、フルHD環境ではギリギリといったところだ。

「モンスターハンターフロンティアオンラインベンチマークソフト第3弾【大討伐】」ベンチマーク結果

 処理が重めの「バイオハザード6 PC版 ベンチマーク」では、解像度1280×720ドットに設定し画質を最も低く調整した状態でスコアが「1921」の「C」という結果に。なんとか遊べるレベルではあるが、解像度を1920×1080ドットに変更するとスコアが「1115」の「D」判定となり、プレーは厳しくなってしまう。

「バイオハザード6 PC版 ベンチマーク」ベンチマーク結果

 総合的に見ると「LIFEBOOK AH77/M」は特別ゲーミング性能が優れているわけではないが、CPU内蔵のGPUを利用するモデルの中では高めの性能を持っていると言える。最高解像度&最高画質でプレーするには少々厳しいが、国内で人気の高い中規模クラスのオンライン3Dゲームなら問題なく遊べる性能を持っているのだ。



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(次ページ、「写真の加工や動画の視聴も快適!」に続く)

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