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ベネッセHD、会長兼社長にマクドナルド原田会長が就任

2014年03月28日 04時28分更新

記事提供:通販通信

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 ベネッセホールディングスは3月27日、日本マクドナルドホールディングスの原田泳幸(はらだ・えいこう)会長(65)が代表取締役会長兼社長に就任する人事を発表した。

 6月21日開催予定の定時株主総会および取締役会で正式に決定する。また、福島保(ふくしま・たもつ)代表取締役社長が代表取締役副会長に、福武總一郎(ふくたけ・そういちろう)取締役会長が最高顧問に就くことも併せて発表した。

 同社は2013年7月より、2015年度末をゴールとした「ベネッセグループ変革活動」を開始。代表取締役社長である福島保氏のもと、第1フェイズではコスト構造の改革、成長戦略の策定、グループのガバナンスの再設計とグループの連携強化を進めてきた。今回、6月よりスタートする第2フェイズを推進し、成長を確実なものとすべく、新体制に移行することを決定した。原田氏は外資系企業での経験を生かし、低迷する通信教育事業「進研ゼミ」の立て直しやマーケティングモデルの転換を図っていく。なお、日本マクドナルドHDの会長職は続ける見通し。

 
 原田氏は1948年年、長崎県佐世保生まれ。東海大学工学部通信工学科卒業。アップルコンピューター社長などを経て、2004年に日本マクドナルドホールディングス社長に就任。「100円マック」が話題を呼び経営再建に貢献した。2014年に現職。

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