このページの本文へ

iOS「Siri」の技術提供元? ニュアンスが日本向け戦略を発表

2014年03月17日 23時00分更新

文● 小山安博

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

車載向けプラットフォーム「Dragon Drive」

 車載向けのプラットフォームとしては「Dragon Drive」を提供する。同製品は、例えば2012年モデルのAudi A3やBMW 7シリーズ、米トヨタのEntune/Lexus Enformなどに採用された。国内では、トヨタのスマートフォン向けアプリ「Smart G-BOOK」や富士通テンの「CarafL」の音声技術として採用されている。

欧州自動車メーカーの採用例

国内メーカーのスマートフォンアプリでの採用例


 Dragon Driveは、自動車の工場出荷時の段階で導入でき、ドライバーが利用するサービスの課金管理の委託、サービスの利用管理、ネットワーク経由のアップデートなどがトータルで提供される。自動車メーカーらは、車載機器の高機能化で自社ブランド力の向上を想定しているとのことで、個別のカスタマイズによって「自動車メーカーのサービス」として提供できるようになっている。

自動車メーカーが採用するメリット

 例えば音声技術のDragon Drive Speech、携帯電話と車載機器の接続を担うDragon Drive Link、アプリケーション、サービスなどのコンテンツを提供するDragon Drive Connectのうち、音声技術だけを採用することもできる。

カテゴリートップへ

ASCII.jp RSS2.0 配信中