アイ・エム・プレスは、マーケティング情報誌・月刊「アイ・エム・プレス」を3月25日発行の4月号をもって終了する。
同誌は、「企業とお客さまとのコミュニケーションのストレスを解消したい」という思いのもと、1995年11月に創刊。以来、20年にわたり「顧客データベースに基づく双方向性のあるマーケティング」であるダイレクトマーケティングは、通信販売のみならず、セールス・サポートやプロモーション、ひいてはカスタマー・サービスの領域にも適用できるという考えをもとにした編集方針で、発行部数を伸ばしてきた。
同社は「創刊から20年を迎えた今日、インタラクティブ・マーケティングの導入企業は業種・業態を問わずさまざまな企業へと広がり、その本質ともいえるカスタマー・エクスペリエンスの向上に向けて、オムニチャネル化やビッグデータ分析の重要性が叫ばれている」とした上で、「弊誌が創刊当初から担ってきた役割はひとつの区切りを迎えたと認識、今回の決断に至った」とコメントしている。
今後は、2月25日に3月号、3月25日に4月号(最終号)を発行。4月以降も(株)アイ・エム・プレスの法人は残し、クライアントからの受託業務の一部を継続すると同時に、しばらくは現在のオフィス(東京都文京区本郷)を利用する予定という。