シンプルかつ美しいデザインと堅牢性を両立
本体サイズは、幅約319×奥行き215×高さ19.8(最薄部13.6)mmだ。LIFEBOOK WS1/Mのボディカラーは、スパークリングブラックとアーバンホワイトの2色があり、試用機はアーバンホワイトだった。ホワイトといってもラメの入ったマットな色調で、派手すぎず地味すぎず、シルバーとホワイトの中間のような色合いだ。トップカバーの角を斜めに切り取ったような部分と中央のロゴ部分がシルバーになっており、溶け込むようになじんでいる。
ヒンジ部分はトップカバー側から回り込むように続いており、スッキリしている。底面側やキーボード周辺とも色が揃っており、全体的にまとまりのよいデザインで、好感が持てる。LIFEBOOK WS1/Mの実機を一目見て、気に入る方もいるのではないだろうか。
また、デザインだけでなく堅牢性も追求されており、LIFEBOOK WS1/Mは強固な一枚板をイメージした「超圧縮ソリッドコア」構造を採用。側面のつぎ目をなくすことで、本体側面のボディフレームを二重化した“ねじれ防止構造”などを採り入れている。さらに、天板全体に約200kgfの重み(天板全面加圧試験済み)や天板の一点に約35kgfの重み(天板一点加圧試験)をかけても耐えられるタフさを誇るのだ。
LIFEBOOK SH、LIFEBOOK WS1/Mの“顔”、
優れた使い勝手のモバイル・マルチベイ
LIFEBOOK SHおよびLIFEBOOK WS1独自の“顔”、モバイル・マルチベイの使い勝手の良さは、この最新モデルでも継承されている。
DVDスーパーマルチドライブまたはBDXL対応Blu-ray Discドライブを内蔵できるほか、ドライブを抜いて「モバイル・マルチベイ用カバー」だけを装着して軽量化したりと必要に応じて使い方が変えられる。容量約500GBの「増設用内蔵ハードディスクユニット」(FMVNHD3、富士通WEB MART価格1万3650円)も利用可能だ。
また、別売の「増設用内蔵バッテリユニット」(FMVNBT36、富士通WEB MART価格1万7640円)を挿入することで、最大約28.1時間までバッテリー駆動時間を延ばすことが可能だ。内蔵バッテリパック(標準添付)のみの約21.1時間から大きく駆動時間を延長できるため、可能な限り長時間動作させたいユーザーにはお買い得ではないだろうか。
このほか、「モバイルプロジェクターユニット」(FMVNPJ8、富士通WEB MART価格8万9775円)も別途用意されており、プロジェクターなどを用意できない出先でのプレゼンにも対応できるなど、ビジネス面での利便性はピカイチだ。
LIFEBOOK WS1/M試用機は、ストレージとして約256GB SSDを搭載しており、光学式ドライブを取り付けた場合の重量は約1.56kgとなる。これがモバイル・マルチベイ用カバーだけになると約1.45kgで、増設用内蔵バッテリユニットを搭載した場合が約1.66kgとなる。今回の試用機には付属していなかったが、このほかに内蔵HDDを取り付けるパターンと、モバイルプロジェクターユニットを取り付けるパターンが存在する。