ゲーム情報ポータルメディアの米IGNエンターテインメントは、2600以上のIGN読者を対象に、次世代ゲーム機に関する調査を実施。現地時間20日にその結果を発表した。
今後5年間で最もポテンシャルをみせると思われるゲーム機を尋ねると、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション(PlayStation) 4」(PS4)が63%の支持を得た。マイクロソフトの「Xbox One」は33%、任天堂の「Wii U」は4%となっている。
年末までに手にしているゲーム機については、PS4が36%、Xbox Oneが18%、Wii Uが4%。複数台を持つ組み合わせとして、PS4+Xbox Oneが7%、PS4+Wii Uが4%、Xbox One+Wii Uが2%、PS4+Xbox One+Wii Uが2%という結果となった。
PS4は15日に米国とカナダで発売されたが、SCEによると販売開始から24時間で実売台数が100万台を超えたという。その人気の高さが同調査結果にも表れたわけだが、月刊「アスキークラウド」創刊4号(12月号/10月24日発売)の特集「インディーズがゲーム不振を救う プレステ4で生まれる第二のガンホー」でまとめているように、PS4はSNSとの連動によりゲーム体験を共有できる点が大きな特徴。ユーザーの楽しみが広がる。
一方では、PS3に比べてPS4はゲームソフトの開発費用が安く抑えられるため、資金が限られるインディーズメーカーでもソフト開発に参入しやすい点も挙げられる。つまり、インディーズからもヒット作が生まれる環境が用意されているのだ。PS4はテレビゲーム市場の回復の旗手として期待される。
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■IGN
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