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「楽天日本一大セール」で不当表示の疑い…大幅割引と見せかけ

2013年11月08日 00時56分更新

記事提供:通販通信

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 楽天は11月7日、インターネット仮想商店街「楽天市場」で開催した「楽天日本一大セール」で、出店業者の一部に不当表示の可能性があったと発表した。

 「楽天市場」では、11月3日から7日午前1時59分まで、東北楽天ゴールデンイーグルスの「コナミ日本シリーズ2013」の優勝を記念し、「楽天日本一セール」を開催。星野仙一監督の背番号にちなんで、商品を77%引きで販売するなどしていたが、一部の出店業者が通常価格を実際より引き上げて表示し、大幅に割り引きしたように見せていた可能性があるという。

 楽天は、事実関係の調査を開始しており、「問題を確認できた一部の店は閉鎖して、事情を聴いている」としたうえで、「何店舗で問題表示があったのか、現時点ではわからない」とコメントしている。

 なお、消費者庁は景品表示法のガイドラインで、割引率を表示する場合、元の価格はセールの直近の2カ月間、その価格で販売した実績が必要なため、今回は法律に違反するおそれがあるという。

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