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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第319回

猛暑の漁港で見つけたのどかな風景と猫

2013年08月30日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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自転車のカゴからひょこんと顔を出した猫。まぶしいのか目を細めてる。暑い中、お散歩ご苦労様です(2013年8月 オリンパス OM-D E-M5)
自転車のカゴからひょこんと顔を出した猫。まぶしいのか目を細めてる。暑い中、お散歩ご苦労様です(2013年8月 オリンパス OM-D E-M5)

 この夏、西日本では16日連続猛暑日なんていう恐ろしい場所がいくつかあったようで、私が訪れたこの漁港もそのひとつ。この日がその16日目だかその翌日だか、とりあえず猛暑日である。

 そんなことはつゆ知らず、午前7時頃、朝なのに暑いなあと思いながら散歩に出かけたら、顔見知りのおばさんに「あと1時間は早く来なきゃ」と言われる始末。まだ朝だというのに猛烈に暑くて、猫なんていやしないだろうと思いきや、さすが漁港。

午前6時50分の漁港。もう暑い中、のほほんと寝てる猫発見。おもしろいことに、都会の夏猫ほどバテた様子はない。見たことない怪しいヤツが来たぞ、という顔でじろっとにらまれた(2013年8月 オリンパス XZ-2)
午前6時50分の漁港。もう暑い中、のほほんと寝てる猫発見。おもしろいことに、都会の夏猫ほどバテた様子はない。見たことない怪しいヤツが来たぞ、という顔でじろっとにらまれた(2013年8月 オリンパス XZ-2)

 日向だか日陰だか微妙な場所で1匹発見。ボロボロになったテーブルの上でのほほんとくつろいでた。30度をはるかに超える猛暑の中にいてくれるとはちょっとうれしい。

 ここはとても小さな、獲ってきた魚はそのまま地元で消費されちゃうような漁港で、狭い道路のあちこちでおばあさんが朝獲った魚やエビを売ってる姿を見かける。

クルマ止めでできるわずかな影にころんと転がってた白黒猫ややハチワレ。後ろに湾と島がもやっと見えている。そのもやっとしたとこに暑さを感じますな(2013年8月 オリンパス OM-D E-M5)
クルマ止めでできるわずかな影にころんと転がってた白黒猫ややハチワレ。後ろに湾と島がもやっと見えている。そのもやっとしたとこに暑さを感じますな(2013年8月 オリンパス OM-D E-M5)

 せっかくの漁港だから海をバックに撮りたいよね、ということで、逆光にはなってしまうけれども、猫を見かけたらそっと海が背景になるアングルを探しつつ、そっと遠くから狙う。

 立ったりしゃがんだりしながら、背景に海がいい感じにはいる高さを見つけて、撮影。岩壁にあるクルマ止めの影でごろんと転がってる白黒猫を発見したのだ。

 逆光気味で白っぽくなってしまったが、後ろに海と島が見える。

真夏の日差しを浴びてさっそうと歩くキジトラ。おなかの毛が逆行で輝いてるのがいい(2013年8月 オリンパス OM-D E-M5)
真夏の日差しを浴びてさっそうと歩くキジトラ。おなかの毛が逆行で輝いてるのがいい(2013年8月 オリンパス OM-D E-M5)

 すぐ近くにもう1匹いたのだが、こちらはそそくさと歩いて行ってしまった。すかさずその姿を。

 逆光の日向を歩いてくれたのでプラスの補正をかけて、毛が金色の輝くようなイメージを意識しつつという感じで。

 逆光で歩く猫って輪郭が逆光でふわっと光っていい感じになるのだ。

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