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紀伊國屋書店、アジア地域での EC事業を推進

2013年08月08日 00時35分更新

記事提供:通販通信

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image 紀伊國屋書店と産業革新機構は8月6日、アジア地域で書籍を中心としたEC事業を展開するためのアジアンベイシスに共同で大型出資を行うと発表した。

 アジアンベイシスは、すでに紀伊國屋書店とインフォシティの出資により4月に設立済みだが、本社を東京都内に置き、今後、シンガポール、マレーシア、タイ、台湾、オーストラリア、UAEなどで順次子会社を設立の上、成長著しいアジア地域において、英語、日本語、中国語、現地語など各国語の書籍や、日本発の文化関連商品(文具、キャラクターグッズなど)を中心としたネット通販事業を展開する計画だ。

 また、電子書籍も視野に入れ、将来的にはオールジャパン体制で優れた日本商品をアジアに供給する流通チャンネルとしての役割を担うことを目指す。

 今回紀伊國屋書店と産業革新機構は合計で最大20億円の出資(第三者割当による増資)を行い、紀伊國屋書店が主体となって海外における「Kinokuniya」ブランドを活かした新事業を開始する。このための第一段階として現在、紀伊國屋書店の現地法人が運営する店舗・通販事業から、通販事業を新会社に譲渡し新会社の事業基盤とするほか、紀伊國屋書店がアジア地区で培ったノウ・ハウも投入して、アジア地域における国際的なEC事業を推進していく。

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