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コンバージョンレンズ装備で最大510倍ズームが可能!

ついに光学60倍ズーム! パナソニック「LUMIX FZ70」投入

2013年07月25日 14時00分更新

文● ASCII.jp

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「DMC-FZ70」

「DMC-FZ70」

 パナソニックから、業界最高となる光学60倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ「DMC-FZ70」が発表された。8月22日発売予定で、予想実売価格は4万8000円前後。

 高倍率ズーム機としては、光学24倍ズームレンズを搭載する「DMC-FZ200」がすでに発売中だが、FZ200が全域F2.8の明るさにこだわっているのに対して、FZ70は高倍率を極めたモデルとなる。

 6群のレンズが可動する機構を採用することで、35mm判換算で20~1200mmの光学ズームを実現。マクロモードでは被写体に1cmまで近づいて撮影できる。さらに世界初採用となる高分散、高透過型のガラスレンズにより、よりシャープな描写となっている。

本体上部の「ウインドシールドズームマイク」。あえて風を通す構造になっており、内部のスポンジが風音を軽減する

本体上部の「ウインドシールドズームマイク」。あえて風を通す構造になっており、内部のスポンジが風音を軽減する

DMC-FZ200は可変型ディスプレーを採用していたが、本機は固定式となる

DMC-FZ200は可変型ディスプレーを採用していたが、本機は固定式となる。またEVFもFZ200の131.2万画素から20.2万画素に変更されている

 加えて、本機はレンズアダプターを介してテレコンバージョンレンズ(DMW-LT55、実売1万8000円前後)を装着でき、望遠側で2040mm(102倍)のズームが可能。デジタルズームと組み合わせれば最大10200mm(510倍)のズームが行なえる。

 撮像素子は1600万画素の高感度MOSセンサーを搭載。手ブレ補正は「Power O.I.S」を採用し、動画撮影時には「アクティブモード」の使用が可能だ。

 本体上部のマイクは、風音を約70%低減する構造を持つ「ウインドシールドズームマイク」を新たに採用。背面モニターは3型(46万画素)で、電子ビューファインダー(20.2万画素)も搭載する。

 連写速度は秒間9コマ(ただし最大連写可能枚数は3コマ)で、AF追従でも秒間5コマの速度で連写可能となっている。

スリムなコンデジの上位モデルも登場

「DMC-XS3」

「DMC-XS3」。従来機のDMC-XS1から若干デザインが変更されている。カラーは3色

 同社は同時にスリムボディーの「DMC-XS3」を発表。8月22日発売予定で、予想実売価格は2万円前後となる。

 従来の「DMC-XS1」の上位モデルという位置づけで、幅92.2×奥行18.5×高さ54.4mmという本体サイズはほとんど変わらず、(バッテリー、メモリーカード込の)重量も約103gと同じだ。

背面には2.7型(23万画素)のモニターを搭載

背面には2.7型(23万画素)のモニターを搭載

本体は18.5mmという薄さ

本体は18.5mmという薄さ。最薄部は14mmだ

 最大の進化点は撮像素子がCCDからMOSセンサーに変更されているところ。素子数は1610万画素から1410万画素にダウンしているが、常用ISO感度はISO 100~3200まで設定できるようになった(従来はISO 1600まで)。なお、高感度モード(ISO 1600~6400)は従来通りとなる。

 超解像iAズームが従来の8倍から10倍になっているほか、AF追従で秒間4.7コマの連写が可能。MP4でのフルHD動画撮影(30p)もできるようになり、起動時間も従来の2.3秒から1.1秒に短縮されている。

 このほか、人の顔を認識し、メイクなどを画像処理で行なえる「ビューティーレタッチ」機能を新たに搭載。

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