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鍵付きLANケーブルを自作できるコネクターもラインアップ

エレコムから、ツメをロックして抜け落ちを防止する鍵付きLANケーブル

2013年06月27日 14時26分更新

文● 柴谷理沙/ASCII.jp編集部

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「LD-GPLK」(カテゴリー6対応)

「LD-CTLK」(エンハンスド・カテゴリー5対応)

 エレコムは6月25日、コネクター部分に鍵をかけられるLANケーブル「LD-GPLK」シリーズ(カテゴリー6対応)、「LD-CTLK」シリーズ(エンハンスド・カテゴリー5対応)を発表した。

 LANケーブルのツメ部分を手軽にロックできる「ロックスイッチ」をそなえ、ケーブルが誤って抜けることを防ぐという製品。ロックの解除時には、小さな鍵状の「ロック解除キー」を必要とし、コネクターの抜け落ち防止だけでなく、セキュリティ対策にも利用できる。

LD-GPLKシリーズの製品型番と価格

LD-CTLKシリーズの製品型番と価格

 LD-GPLKシリーズはカテゴリー6に対応。周波数帯域250MHzを保証し、ギガビット・イーサネットの高速通信が可能だ。LD-CTLKシリーズはエンハンスド・カテゴリー5に対応しており、100BASE-TXや1000BASE-Tなどの環境でデータ転送ができる。2シリーズとも、隣接するポートに干渉しないスリムコネクターを採用し、ケーブルには曲げやねじれに強いヨリ線を使用している。ケーブルの長さは、それぞれ、0.5m、1.0m、2.0m、3.0m、5.0m、10m、15mの7種類を展開する。伝送速度は1Gbps。

 

 2シリーズのほか、「ロック解除キー」は付属せず「ロックスイッチ」のみの「スタンダードタイプ」(LD-GPLシリーズ/カテゴリー6対応、LD-CTLシリーズ/エンハンスド・カテゴリー5対応)を発表した。また、自作でセキュリティロック付きLANケーブルを製作できる「ロック解除キー付きコネクタ」(LD-6LRJ45BK10/カテゴリー6対応、LD-5LRJ45BU10/エンハンスド・カテゴリー5対応)や、上記のロック解除キー対応コネクターに使用できる「ロック解除キー」単品(LD-LK/BK1)もラインアップするという。

LD-GPL

LD-6LRJ45BK10

LD-LK/BK1

 なお、いずれの製品も7月上旬の発売を予定している。

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