デザインも使い勝手も最高クラス!「XPS 13 Ultrabook」ロードテスト 第1回
「ワンランク上の機能美」とデルが自負!
フルHDになった13型Ultrabook「XPS 13」を外観からチェック (4/4)
2013年04月23日 11時30分更新
大きくて操作しやすい入力デバイス
キーボードはテンキーなしの84キー構成。ただしこれは日本語配列の場合で、購入時のオプションでは英字配列キーボードも選択できる。横のキーピッチは実測値で約19mmとフルサイズキーボード並みの大きさ。縦のキーピッチは約18mmとやや狭くなっているが、小ささを感じることなく快適に入力できた。キーとキーが離れたアイソレーションタイプなので、タイプミスも少ない。
周囲が暗くなると明暗センサーが反応し、キーボードのバックライトが自動的に点灯する。多少暗い環境でも、キーをはっきりと確認しながらの作業が可能だ。ただしバッテリー消費量もそれなりに増えるので、持ち歩き時にはバックライトの自動点灯をオフにしておくといいだろう。
ポインティングデバイスとしては、ガラス製のタッチパッドが用意されている。サイズは実測値で約幅100×奥行き62mmと、13.3型Ultrabookとしてはかなり大きめ。パッドとボタンが一体化した「クリックパッド」タイプだ。
これだけ大きいとキーボード操作時の誤動作が心配だが、実際に使ってみたところカーソルが勝手に動くことはなかった。しかし手をパームレストに置きながらキーを入力していると、手首のあたりでタッチパッドのボタンを押してしまうことがある。これによりクリック操作が実行されることはないのだが、キー入力中に「カチッ」となるのは気になるところだ。
またスワイプやストレッチなどのジェスチャーに対応している点もユニーク。タッチパッドを左端からスワイプしてアプリを切り替えたり、右端からスワイプしてチャムバーを表示といった操作が可能だ。細かな部分で残念な点はあるものの、全体的に見るとキーボードとタッチパッドともに大きくて使いやすく、作業も快適に行なえるだろう。
妥協のないデザインで完成度の高さはピカイチ
今回XPS 13の外観面と各種デバイスを試用して感じたのは、デザインへの強いこだわりとバランスの良さだ。本体の質感の高さについては、数あるUltrabookのなかでも頭ひとつ抜きん出ている言える。
携帯性や本体の頑丈さ、液晶ディスプレーの性能、入力デバイスの使い勝手などについてはすべて高いレベルにあり、どんな状況でもストレスなく利用可能だ。どれかひとつの特徴だけを重視するのではなく、全体的な使い勝手のよさを考慮したUltrabookだ。
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