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Web限定のハイスペック構成はかなり快適

軽快に使えるWindows 8搭載Ultrabook「dynabook R632」

2013年03月08日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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Web限定のハイスペック構成はかなり快適

 dynabook R632試用機の構成は、CPUがIntel Core i7-3667Uで、8GBのメモリと256GBのSSDを搭載したものだ。Web限定モデルであるため店頭販売モデルよりハイスペックとなるこの構成で、ベンチマークによる性能評価を行った。

 Windows 8の快適さの指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」の一番低いサブスコアは「グラフィックス」の「5.8」となった。「ゲーム用グラフィックス」の値は「6.5」。CPU内蔵のグラフィックス機能であるIntel HD Graphics 4000としてはまずまずの結果といえるだろう。「プロセッサ」の値は「7.2」、「メモリ」の値は「7.5」、「プライマリハードディスク」の値は「8.0」とグラフィックス関連以外の数値は軒並み高い。

 PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」の結果が良好だが、3D性能を計測するベンチマーク「3DMark 11」は物足りない結果で、やはりグラフィックスは力不足感がある。ゲーム等に使わないのならば十分というところだろう。ディスクアクセス速度をはかる「CrystalDiskMark 3.0.1」の成績もよく、利用していてストレスを感じることはない端末という印象になっている。

Windowsエクスペリエンスインデックス

PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」

3D性能を計測するベンチマーク「3DMark 11」

ディスクアクセス速度をはかる「CrystalDiskMark 3.0.1」

 バッテリー駆動時間については、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で「BBench」を利用して計測したところ、3時間22分10秒使うことができた。出先で軽く使うくらいならばバッテリーで十分だろう。

Windows 8でモバイル利用の便利さがアップ

 Windows 8搭載機ということで、向上が期待できるWindowsの起動/終了速度も計測してみた。電源ボタンを押してからスタート画面が完全に表示されるまでは10.56秒程度だった。シャットダウンボタンをクリックしてから画面が暗くなるまでは7秒程度。どちらも非常に軽快だ。同スペックでWindows 7を搭載していた前モデルと比較しても起動は特に高速になっている。

 Windows 8といえばタッチという印象が強すぎるせいでタッチ非搭載のマシンに疑問を感じる人もいるかもしれないが、こうした細かな部分がしっかりとチューニングされている。モバイル利用だと起動速度の向上はとくにうれしいポイントだ。

主なスペック
CPU Intel Core i7-3667U(2.0GHz)
チップセット モバイル インテル HM76 Express チップセット
メモリ 8GB(増設/交換不可)
グラフィックス Intel HD Graphics 4000
ストレージ 256GB SSD
光学式ドライブ -
通信機能 無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、WiDi 3.0
インターフェース USB 3.0端子×1、USB2.0端子×2、VGA端子×1、HDMI端子×1
カードスロット -
本体サイズ/重量 幅316.0×奥行き227.0×高さ8.3-15.9mm/1.12Kg
OS Windows 8
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