Core i7-3630QMと670MXでフルHD解像度でもバリバリ動く!
27型タッチで楽しさ倍増!一体型ゲーミングPC「NEXTGEAR-ONE」
大型のデスクトップから、持ち運びも可能なモバイルノートPCまで多彩なラインナップをそろえ、ゲーマーの期待に応え続けるマウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」に、まったく新しいモデルが登場した。それが今回紹介するタッチパネル機能を搭載する27型ワイドの一体型デスクトップ「NEXTGEAR-ONE io600SA2」だ。コンパクトで高性能、タッチパネルでWindows 8の楽しさも100%引き出せると、魅力あふれる1台だ。
オールインワンのゲーミングPCが誕生
タッチパネル対応の27型ワイド液晶を採用する一体型、ゲーミングPCとしてみるとイロモノのように思えるが、実際に使ってみると実に楽しいと思わせてくれるのがマウスコンピューターの「NEXTGEAR-ONE io600SA2」だ。モバイル向けとはいえ、ハイエンドなCPUとGPUを搭載。さらに、見やすい大型の液晶、HDMI入力もあるので家庭用ゲーム機やレコーダーとも接続しやすいなど、TV録画機能がないという点を除けば、まさにオールインワンという完成度。タッチパネルなのでWindows 8の操作もしやすく、子供でも親しみやすい。家族で使うマシンとしても魅力的だ。
充実のスペックとWin8の魅力を引き出すタッチパネル
まずは、「NEXTGEAR-ONE io600SA2」のスペックを見ていこう。CPUは4コア/8スレッドのCore i7-3630QMを搭載。クロックは2.40GHzでTurboBoost時には最大3.40GHzまでアップする。メモリはDDR3(PC3-12800)の16GBと十分。ストレージはSSD(128GB)とHDD(1TB)を搭載と高速なデータ転送速度と大容量の両方を確保している。光学式ドライブはDVDスーパーマルチだ。
GPUには、NVIDIAのノート向けGPUとしては上位に位置するKeplerアーキテクチャーを採用の「GeForce GTX 670MX」を搭載。CUDAコアは960基、コアクロックは600MHz、メモリクロックは2800MHz相当となっている。ノート向けなので発熱に大きく影響するクロックこそ低めだが、CUDAコア数はデスクトップ向けGPUの上位モデルと同レベルにある(GeForce GTX 660は960基)。その実力は後述のベンチマークで詳しく紹介する。
液晶ディスプレイは、27型ワイドで解像度は1920×1080ドットのフルHD。タッチパネルは10点タッチに対応しており、実際に使ったところ感度は良好。チャームの呼び出しやアプリの切り替えをタッチで行なえるのは、非常に便利だ。Windows 8の新しいUIに戸惑いを感じる人もいるかもしれないが、タッチパネルでの操作だとその印象はガラリを変わる。
タッチ操作に対応するゲームもすでに数多く配信されており、大きな画面でWindows 8の楽しさを存分に体験できるのは大きな強み。スマートフォンやタブレットでタッチ操作に最適化されたゲームは数多く出ているが、画面が大きいというだけで同じようなゲームでも楽しくなるものだなと感心した。光沢で映り込みはかなり強めな点はゲーミングPCとして評価がわかれるかもしれないが、大画面を活かして家族や友人と盛り上がれるのはうれしいポイントだ。
(次ページ、「設置場所を選ばないスリムなボディ」に続く)
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