このページの本文へ

米Google、英国人気フラワーショップに制裁 - リンク購入が原因

2013年02月26日 08時35分更新

記事提供:SEMリサーチ

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

米Googleは、英国の人気フラワーショップ・Interflora にガイドライン違反を理由に検索順位の手動対策を実施した。同サイトは、2月のバレンタイン前にあわせて、アドバトリアル(記事体広告)の手法を用いて外部リンクの獲得に動いていたが、Google はこれを有料リンクと判断した模様。

また同時に、こうした記事体広告という体裁の、検索順位向上を目的とした有料リンクを販売している英国多数のニュースメディアやブログの PageRank 値も下げられたことが明らかになっている。

Googleは今回、リンクの購入側・販売側双方に対して、ガイドライン違反を根拠とした(ウェブマスター側から見て)”制裁”を課したことになる。米Googleマット・カッツ氏は2月22日、同社公式ブログの中で、改めてリンク売買はガイドライン違反であり、行わないように注意を呼びかけている。


#
アドバトリアルによるリンク獲得はもともと黒に近いグレーな手法ですからね・・・。これを受けて、日本で同手法で営業かけている会社さんたちはどう動くのでしょうか。リスクがあるからサービス中止するのか、うちのは絶対安全だと強弁して継続するのか。今回問題になった記事体広告は、品質的に微妙なものなので、きっちりとした取材に基づいたものだったらどうなるのか、わからないところでもあります。このあたりの Google の判断基準は相変わらず曖昧です。

また一方で、実は Google 自らが Chromebook や GA のプロモーションにおいてアドバトリアル使ってるじゃないか!という外部からのツッコミも入ってきたので、この後 Google がどういう釈明をしてくるかも楽しみなところです。過去に Google は自らの非を認めて自社サイトを処罰することはやってきているので珍しいことではありませんけれど。

ただ、

Web Professionalトップへ

WebProfessional 新着記事