ICT総研は1月7日、電車移動中のスマートフォンつながりやすさ実測調査(関東編)を行い、その結果を発表した。
同調査では、関東エリアの1都6県をカバーする11路線の電車について、合計15時間48分の実測調査を実施。調査期間は2012年12月10日~14日の日中時間帯。
調査結果のよると、受信エリアの広さではauが97.8%でトップだった。関東11路線での合計測定時間15時間48分34秒のうち、電波を受信できた時間が15時間27分39秒と、他社(NTTドコモ 15時間16分、ソフトバンク 15時間14分、イー・モバイル 15時間10分)を上回った。一方で、LTEエリアと思われる場所で、 いったんCDMA1Xへ移行すると、LTEへ復帰しなくなる現象が何度か確認された。
「切れにくさ」では、NTTドコモが95.9%でトップだった。合計測定時間15時間48分34秒のうち、音声通話を続けられた時間が15時間9分26秒と、他社(au 15時間2分、ソフトバンク 14時間57分、イー・モバイル 15時間5分)を上回った。
ソフトバンクモバイルは、受信エリアの広さで3位、切れにくさで4位、LTE比率はトップだった。イー・モバイルは、受信エリアの広さで4位、切れにくさで2位となった。