日経BPコンサルティングは12月21日、10月に実施した「Webブランド調査2012-秋冬」の調査結果を発表した。
調査結果によると、Webサイトの支持・満足度からサイトとしてのブランド力を評価する「Webブランド指数ランキング」の1位は「楽天市場」(120.7ポイント)だった。2010年の7月に実施した調査以来、2年ぶりの首位。2位は「Amazon.co.jp」となり、ECサイトがトップ2位を占めた。3位は前回(2012年4月)1位だった「Yahoo! JAPAN」。
今回首位となった「楽天市場」は、前回からスコアの上昇が続き、今回は特にWebサイト内で実際に行われた行動を測る指標であるコンバージョン指数が上昇した。メールマガジンへの登録・会員ページの利用増によるところが大きい。
前回首位の「Yahoo! JAPAN」は、前々回(2011年10月)からスコアの下降が続いている。Webサイトへの訪問頻度を示すアクセス頻度指数は依然高く、ノミネートした500サイト中1位を堅持しているが、サイト内でのキャンペーン、会員向けページの利用などコンバージョン指数の低下で、他サイトに追い上げられる形となった。
■「調査結果」(http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/news/2012/1221wb/)