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ワンクリックで感染の有無を判定

リミットは7月9日!マカフィーが無料の「DNS Changer」感染調査

2012年07月06日 17時30分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 7月6日、マカフィーはPCのDNS設定を書き換えるマルウェア「DNS Changer」の感染診断・修復ツールの一般ユーザーに向けた提供を開始した。DNS Changerに感染したかどうかを簡単に調べることができ、感染していた場合は修復も行なえるという。

「DNS Changer」感染調査のページ

 具体的には、専用Webサイト「http://www.mcafee.com/dnscheck」にアクセスし、画面中央の「Check Now」をクリックすると診断が始まる。英語表記のメッセージとなるが、クリック後に「Congratulations, you are OK」と出れば、感染は発見されなかったので一安心だ。

感染が見つからなければ、この画面に

 一方、「Your computer has been infected!」と出たら、そのPCはDNS Changerに感染している。この画面の中央にある「Fix Now」をクリックすると、修復ツールを入手可能だ。ダウンロードや実行方法などは、「Q&Aページ」に日本語による解説があるので、これを参照するとよいだろう。

日本語サイトに記載された手順

 なお、DNS Changerに感染してDNS設定が変更されても、さまざまなWebサイトにアクセスできるのは、FBIが変更された設定でも利用できるDNSサーバーを臨時に構築しているため。このDNSサーバーの運用は7月9日に終了する。終了すれば、上記マカフィーのWebサイトへのアクセスもできなくなり、修復作業も面倒になる。感染などしていないと考えている方も、念のため7月9日までにチェックをしておくべきだろう。

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