Windows 8に備える、タッチ対応デバイスはこれかも 第1回
少し気が早いが、準備しておきたい人のために
Windows 8に備えられそうなタッチ対応パソコン(デスク編)
2012年06月19日 20時00分更新
IdeaCentre A720(レノボ・ジャパン)
「IdeaCentre A720」は、最大10点のマルチタッチに対応した27型フルHD液晶ディスプレイ(1920×1080ドット)を搭載した液晶一体型パソコンだ。
詳細は過去の記事でも紹介しているが、タッチを生かせる独特な筺体構造が魅力のひとつである。無線LAN装備なので、電源ケーブル1本だけで気軽に設置できるし、水平に画面を倒して、数人で囲みながら使うといった応用も可能だ。
マルチタッチを活かした機能としては、ゲームを始めとした各種アプリケーションだけでなく、独自のGUI「Idea Touch 4.5」も用意。画面をタッチしながら効率的なアプリケーションの起動ができる。また、バーチャルキーボードも表示可能。10本の指すべてを認識するということで、ピアノ型のアプリも用意している点なども面白い。これいが二も、マルチタッチに対応したゲームや映像/音楽アプリケーションが豊富にプリインストールされている。
一方パソコンとして見ると、PCやWindows 7のパフォーマンスを最適化する独自機能「Lenovo Enhanced Experience 3 for Windows 7」を搭載する点は魅力の一つ。
これにより、Windows 7の起動時間・シャットダウンを高速化する「Rapid Boot」や、複数のアプリケーションをインストールした後でも出荷時の状態と同等の起動速度を維持する「Boot Shield」といった機能も利用できる。
主な仕様は、CPUにCore i7 3610QM、GPUにGeforce GT 640M LEを搭載。このほか、8GBメモリ、1TB HDD、ブルーレイディスクドライブを装備する。インターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI×2(In/Out)、6-in-1メディアカード・リーダー、802.11b/g/n対応無線LANを内蔵。OSは64bit版Windows 7 Home Premium。本体サイズは幅650×奥行き220×高さ480mm。価格はオープン。
IdeaCentre B540p(レノボ・ジャパン)
「IdeaCentre B540p」は、23型フルHD液晶ディスプレイ(1920×1080ドット)を搭載するオールインワンPC。ディスプレーはIdeaCentre A720と同様に10ポイントのマルチタッチに対応しており、マルチタッチ対応のゲームや音楽アプリケーションなどがプリインストールされている。
レノボの一体型機には、IdeaCentre Aシリーズ/Bシリーズおよび、Lenovo Cシリーズの3種類があるが、Aシリーズはコンセプトやデザイン性を重視、Bシリーズは性能、Cシリーズは入手しやすい価格をそれぞれ重視するという点が特徴となる。B540pも、デスクトップ用CPUを搭載するなど性能面でA720と差別化している。
こちらもPCやWindows 7のパフォーマンスを最適化する独自機能「Lenovo Enhanced Experience 3 for Windows 7」を搭載。また、フレームレスなディスプレイを採用し、デザイン性の高さも目を引く筐体となっている。
主な仕様は、CPUにCore i7 3770、グラフィックスにインテル HDグラフィックス(CPU内蔵)を搭載。このほか8GBメモリ、1TB HDD、ブルーレイディスクドライブを装備。インターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×4、HDMI出力端子×1、6-in-1メディアカード・リーダー、802.11b/g/n対応無線LANを内蔵。OSは64bit版Windows 7 Home Premium(SP1)。本体サイズは幅576×奥行き110×高さ408mm。全国の量販店にて販売が開始されており、価格はオープン。
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