スマートフォンを便利にする快適グッズ 第1回

迷ったらポチる！特集・夏のスマホ神アクセ【オーディオ編】

ちょっとぜいたくしたい ヘッドホン＆ヘッドホンアンプ編

「もう離れられない」の声も、DJヘッドホンの大定番
ゼンハイザー「HD25-1 MarkII」

　20年前から変わらない人気の古典的名作。強みはドゴンと沈み込む低域で、ドドドドドドドッというハードなドラム連打も美しく聞こえる。固めのパッドはフィット感もよく、長時間付けていても頭痛とは無縁。プロ用機の音質にしてポータブルサイズ、価格も約2万円で衝動買い圏内。

●方式 密閉型　●周波数特性 16Hz～22kHz
●音圧感度 120db　●価格 1万8998円（Amazon）
●URL http://www.sennheiser.co.jp/sen.user.ItemDetail/id/20.html

なんでこれが欲しいの？
・ズドン！ ゴガン！ と低音がうなる男の音づくりにそそられる
・切れづらいケーブル、ヘタれにくいパッド。頑丈で長く使える

ワイヤレスの歴史を変える革命的Bluetoothヘッドセット
Parrot「Parrot Zik」

　ノイズキャンセル搭載、間違いなく最強のスマホ向けワイヤレスヘッドセット。イヤーカップを指でなぞって選曲や音量調整ができる、ヘッドホンをはずせば曲が一時停止する、スマホでイヤーカップをタッチするだけでペアリングする……と、未来機能が満載。7月の発売が待ち遠しい。

●方式 密閉型　●周波数特性 10Hz～20kHz
●音圧感度 110db　●価格 3万9900円（予価）
●URL http://www.parrot.com/zik/jp

なんでこれが欲しいの？
・未来機能満載でルックスも良し、フィット感も文句なし
・専用アプリで音質をチェンジ、骨伝導も使えて通話にもよさげ

その発想はなかった、バッテリー搭載のヘッドホンアンプ
GO-DAP「GO-DAP Unit4.0」

　1580mAhのiPhone用バッテリーケースでありヘッドホンアンプ。DACも兼ねていて、iPhoneから光出力（S/PDIF）で音楽を“原音のまま”ほかのスピーカーやヘッドホンアンプに出せるのが素晴らしい。価格は3万円とやや張るが、3つの機能が1つになっていると考えればお買い得だ。

●バッテリー 1580mAh　●DAC機能 光出力（S/PDIF）
●対応機種 iPhone 4S/4（3GS/3G用は「GD-03」）
●最大出力 70mW　●価格 3万4800円（Amazon）
●URL http://venturecraft.jp/gadget_jp/gd04.php

なんでこれが欲しいの？
・ヘッドホンアンプとスマホを持つのは面倒くさいけどカバーならいい
・DACがあるから家の中でも外でも使える

音楽ライター・四本淑三さんが選ぶ逸品
Jambone「JAMBOX」

　JAMBOXは、スピーカーフォンとして利用可能なBluetoothスピーカー。なによりすごいのは、このサイズから想像もできない重低音が出ること。それはスイッチを入れると、ブルンという手応えのある振動を感じるほどだ。

本体上部の「＋」と「−」ボタンは音量。「◯」は着信応答で、音楽再生中に押すとバッテリーの残量を音声でアナウンス。衝撃吸収と低音のビビリを防ぐため、ボディーの上下はラバー加工

本体右側は、電源スイッチ、オーディオ入力（ステレオミニ）、microUSBポートが。バッテリーは公表値でフルチャージまで約150分、連続動作は10時間

　秘密は、スピーカーの背圧でボイスコイルのない振動板だけのスピーカーを動かす『パッシブラジエーター』と呼ばれる仕組みにある。内蔵サラウンドエフェクトと合わせると、小型ながらAVシアターシステムのような鳴りっぷりになるのがすごい。

　さらにユニークなのは操作に応じでしゃべること。電源オン時に「I'm on, ready to go」、ペアリング時には「I'm ready to pair with your device」などとしゃべり、電話が着信すれば相手の番号を読み上げる。標準のガイド音声は英語だが、Web経由でフランス語、イタリア語など各国語と差し替えられる（残念ながら日本語には未対応）。

●入力 Bluetooth　●出力 2W×2　●機構 パッシブラジエーター
●サイズ 幅171×奥行き60×高さ151mm
●価格 1万8380円（Amazon）
●URL http://www.trinity.jp/products/jawbone/jambox/