住友スリーエムは6月6日、カタログハウスと提携し、カタログハウス同社の発行する通販誌向けの「窓用遮熱フィルム」を開発、買い物カタログ雑誌『通販生活』において販売を開始した。
従来の窓ガラス用遮熱フィルムは、粘着面のねばつきが大きいため、ガラスへ貼る際には、粘着面に中性洗剤を含んだ水を噴霧し、ねばつきを抑えながら貼り付ける必要があったが、新製品の「窓用遮熱フィルム」は、一般消費者が窓ガラスに貼り付ける作業時の負担を軽減できるよう粘着剤を改良。粘着面のねばつきを抑え、初期接着力を抑えている。また、初めての人もフィルムが正しく貼れるように手順書を同梱している。
また、同窓用遮熱フィルムは窓ガラスに貼付することで、暑さの原因となる赤外線を82.5%カットするほか、室内の家具などの褪色や肌のシミの原因である紫外線も99.6%カット。さらに、同可視線透過率83%を実現し、JIS規格のガラス飛散防止性能も満たしている。