USB 3.0端子×2/USB 2.0端子/HDMI端子/Bluetooth 4.0
スリムでもインターフェースは充実
インターフェースは、本体右側面にダイレクト・メモリースロットとUSB 3.0端子×2、HDMI端子、有線LAN用の専用端子を配置。このうちHDMI端子に近い側のUSB 3.0端子は、本体の電源オフ時でも外部機器を充電できる機能を備える。有線LAN用の専用端子を利用する際は、標準添付の変換コネクターを利用する。
本体左側面には、ヘッドホン/ラインアウト端子とUSB 2.0端子を配置。ヒンジに近い側は排気口と電源コネクターが用意されている。一般的なノートPCと比較しても特に少ないという印象はない。音楽プレイヤーやスマートフォンなど、モバイル利用時に併用しそうな機器を考えてもインターフェースが足りないということはなさそうだ。通信機能は、無線LAN機能に加えてWiMAX機能を搭載しているうえ、富士通 WEB MARTのカスタマイズモデル(サテンシルバー選択時のオプション)ではBluetooth 4.0を追加可能となっており、充実しているといえるだろう。
インターフェースの増設、屋内外の使い分けを実現する
専用「ポートリプリケータ」も注目
LIFEBOOK UH75/HNをデスクノートとしても使いたいなら、インターフェースを手軽に増設できる「ポートリプリケータ」(サテンシルバー選択時のオプション)をオススメしたい。接続すると、DisplayPort端子、DVI-D端子、アナログRGB端子といった映像出力端子と、USB 3.0端子×4、一般的なコネクター形状(RJ-45)の有線LAN(1000BASE-T)端子が利用できるようになる。
ポートリプリケータには、単にインターフェースを増やすこと以上の効果がある。据え置き時に使いたい、光学式ドライブやプリンターなどの周辺機器をポートリプリケータに接続しておけば、本体を持ち出す際にケーブルをいちいち取り外すことなくスマートに行動でき、また帰宅した時にも個別につなぎ直す必要がない。家でも外でも快適に使いたいというユーザーには必須だろう。
LIFEBOOK UH75/HNとポートリプリケータの接続は非常に簡単で、左右端の位置を合わせて置くだけでよく、端子同士がはまるように強く押し込んだりする必要はない。取り外し時には、右側面に用意されている取り外しレバーを利用する。
また、ポートリプリケータは、LIFEBOOK UH75/HN本体の半分程度しか奥行きがないため、取り付けると全体が若干前のめりの状態になる。傾斜がはっきりと分かる程度で、気になるほどではない。